経済話

オタネタじゃなくてすまんです。
どこに書こうかと悩んだのですが、mixiに書くと角が立ちそうだったので。


最近、すっかり物欲魔人と化してしまい、特定口座が塩漬け状態ですが。
昨今の村上ファンドとか楽天とかの買収話ですが、報道という媒体に載っかるとなぜこういうバイアスがかかってしまうのかとあきれているところです。


いろんなひとがあれこれ言っていますが、金儲けの世界というのは一般人が考えているよりもはるかに厳しいのですよ。
国家権力に守られて、社会保険制度に守られて、労働組合に守られて、ついでに安保で他の国にも守られているこの国では本気の資本主義経済はあまりにも刺激的過ぎなのでしょう。
ワーワー騒げば国家権力が企業やお気に入りの球団を守ってくれるとか考えているのでしょうか。


政治と癒着していた企業は今しっぺ返しを喰らってザマーミロです。
ようやく資本がものを言う正常な状態になったのだからもっと喜ぶべきです。


21世紀の資本家は、神経をすり減らしながら莫大な資本をリスクにさらしているんだから、20世紀の経営者は全力で対応しないと釣り合いがとれません。


ちなみに、俺はタイガースファンですが、常識的に考えて村上氏ともあろう人が企業の価値を下げるようなことをするとは到底思えないので、そんなに心配していません。
タイガースというのはそれだけで「のれん代」という無形資産なので、資産価値を下げるようなことはしないでしょう。
のれん代を除却しても余りある金儲けのシナリオがあれば別ですけど。
可能性あるとすれば、甲子園球場を資産として処分することくらいですかね。
甲子園球場跡地にマンション建てれば、涙を流しながらタイガースファンの入居希望者が集まるかもしれませんが、そこまで外道なことしますかね。それに、もしやろうとすれば調整に無駄なリソースを使うのでやらない方が賢明でしょうね。