ハチミツとクローバー2

福田道生さんが絵コンテ以外の仕事をしてる!
絵コンテ・演出・作画監督・原画に名前が出ていました。
それでいて、絵コンテという観点で見ると、かなり福田さんらしくない展開。
むしろ8話みたいに「はぐ」の事故があったり、森田さんのがあったり、スペインがあったりとあわただしくシーンが切り替わるような展開が福田さんらしい。
今回の9話は「はぐ」にスポットをあてて、重点的に的を絞った展開。
こういうこともできる人なのですね。あらたな魅力です。
福田さんは絵コンテばっかりやってるけど、作画や演出もすごい方ですね。


はぐの病室のシーンが印象的でした。
絵もちょっと違った感じで、「みんなのうた」のアニメみたい。
動かし方も。
山田さんがはぐに肩掛けをもってきたあたりのシーンと、そのあと竹本といっしょにお見舞いにいったシーン。
今回のハチクロ2で、もっとも印象に残ったストーリーのひとつとして間違いなくノミネートされることでしょう。(個人的に)
ちょっと気づいたんだけど、ハチクロって作画スタッフの独自性に寛容ですね。
1のときの竹内哲也さんのときもそうでしたし、今回の9話も。


忘れてはいけません。
黒田洋介さんのシナリオも佳境に向けてかなり気合い入ってます。
ハチクロのシナリオに命削っているように見えます。