ナースウィッチ小麦ちゃん マジカルて

1話と2話について。
京アニ制作分。

武本康弘さんが監督で、タツノコプロ京都アニメーションの共同制作でした。
1話はタツノコ側はテレコムアニメーションに投げていたので、実質テレコムと京アニの共同制作みたいな感じです。
2話はほとんど京アニで作っていたようです。
京アニグロス請け体制が整った時点で、絵コンテから仕上げ、編集までの作業を自社でできるので、クレジット見て作業分担を想像するとなんだかやりにくそうです。
デジタル編集とかをタツノコ側の資源を使っていたみたいだし。
タツノコが東京国分寺なので地理的な制約も多かったのではないでしょうか。


2話が終わった時点で次が未定でしたが、次以降は京アニが抜けます。
ごたごたがあったのかなと邪推してしまいそうですが、実際のところはフルメタふもっふの制作が決まっていて、武本さんが監督なので続けられなかったのでしょう。
2巻の発売日が2002年11月22日で、ふもっふが2003年8月開始ですから。
結果的にタツノコとの共同制作で不自然にやるよりはふもっふで自社で一貫制作できたことはとてもよかったのではないかと思います。
たしかふもっふが京アニ初の一社での自社制作作品ですよね。


ハルヒのセカンドシリーズの話が噂になっているようですが、タイミングが悪ければ京アニも断念せざるを得ないと思います。
カネを出す製作会社は予算を元に活動していて、予算は期間内に使わないといけないので、タイミングが合わないということも考えられます。
個人的には京アニに作ってもらうことを希望していますけど。
山本さんが監督で。


京アニが1クールで2本回せるようになれば心強いんだけどなぁ。
1年間フル稼働しているだけでもすごいことなんですけど。