おおきく振りかぶって

「萌え」もないような汗くさいスポーツアニメなんて・・と思っていましたが。
最近の黒田洋介さんの仕事っぷりが自分好みじゃないからって甘くみておりました。
実際、黒田さんが脚本じゃなかったら見落としていたかもしれません。
引き込まれるような展開。これはおもしろい。
野球とか全然知らない人でもおもしろいんじゃないでしょうか。
やっぱり、脚本と監督は重要だなと。
黒田さんと水島努監督のコンビもいいなぁ。


話が変わりますが。
京アニのクオリティが高いと言われている昨今ですが、京アニもこの分野では未成熟。
京アニの作画や演出は、アートとして見ている分には最高レベルかもしれないけど、文芸作品(literature)としてストーリーを魅せるための演出やシリーズ構成はまだまだ物足りないところがあるわけで。
京アニアンチな人たちはこの辺のことを言いたいんじゃないですかね。
そういう意味では、新海誠さんのフィルムもどちらかといえばアートかな。


話を戻す。
内容的にはひとひらみたいだなとか。(泣きそうになって「無理です」とか言ってたし)
OPの原画に石浜真史さんが参加。
久しぶりに見ました。BLEACHのOP以来かもしれません。お元気そうでなによりです。
あと、ベサメムーチョな落越友則さんがプロデューサでクレジット。
ED見てたらスタジオオルフェの長井仁さんも文芸協力でエントリー。
今回、音響監督が菊田さんで楽音舎でしたが、音響関連のスタッフはあまり見かけない方ばかり。
音響制作担当が杉山好美さんじゃないパターンははじめてみましたよ。というか、今期は鶴岡さんの仕事量が半端じゃないみたいなので、それのしわ寄せでしょうか。(裏付けなし)