Nice boatはやっぱりNice boatだった

AT-Xで最終話放送するというので、飛んで帰って来て見ました。
すっかりNice boatでおなじみのSchoolDaysですけど、本編の最終話の最後のカットもNice boatでした。
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ネタバレになるのであまり言えませんが。

あの事件から10年経ち、すっかり19歳になってしまった桂妹こと「マジカルハートこころちゃん」。
敵の圧倒的な戦力の差に、マジカルベレッタが全く効かないというピンチが訪れると突然マジカルベレッタが光り出し、マジカルデザートイーグルにパワーアップ!
そんな調子で、最終的にはマジカルブローニングM2までパワーアップしてどうにか最後の敵を倒したこころちゃん。


つかの間の平和も空しく、本当の敵、伊藤誠が現れる。
自分を「かみ」だと疑わない誠は、勝手に動画投稿サイトへアップロードして自己顕示欲を高めていったが、それが桂言葉に知られることとなり、チェーンソーで一撃にされてしまった。
ヒロインとして立場がないこころは巨乳の妖精さんにお願いして誠を生き返らせてもらう。


闘いのあとに芽ばえた奇妙な友情。こころは誠を仲間に加えてNice boatでグランドラインへと旅立つ。

嘘です。・・・本当にすいません。


本編見ましたが・・確かにこれは放送無理です。
事件があったとかなかったとか別にして、放送無理。
SchoolDaysのバッドエンド詰め合わせ。しかもことごとく痛いバッドエンドです。
元永さんもすごいことするなぁ。今後元永監督作品を見る目が変わりそうです。


エピローグのところは、バッドエンドルート終了で2周目のプロローグがはじまったという演出だったんですかね。
Nice boatのあとのゲーム版のOPは2周目のOPという意味だったのか。
なかなか斬新です。


さて、誠のサイテーっぷりが目立つ本作でしたが、生みの親であるオーバーフローの商売についてもサイテーっぷりも際立っていました。
なんですか・・未開封のソフトを持ってきたひとだけに12話を無料で上映するイベントを思いついたんだとか。
この親にしてこの子ありとでも言うんでしょうかね。
オーバーフローは今後もサイテー主人公が活躍するゲームを作ってもらいたいものです。

*1:(C)STACK・SchoolDays製作委員会 2007