萌え

萌えの語源についていろいろあるみたいですが、私が使いはじめたのはだいたい1997年くらいですね。
バイトで貯めたお金でIBMのAptivaを買って、Niftyにつないだあたりです。
諸説あるみたいですが、私は「燃え」の誤変換説が正しいような気がします。
当時は、NG騎士ラムネ&40というアニメが男女ともに人気があって、Niftyをはじめ、よくネットでも話題になっていました。
熱血主人公が出てくるため、やたら「燃える」と言う言葉を多用していたのですが、ひと昔前に流行った「かわいい」のように、そのうち本来の「燃える」シチュエーション以外でも頻繁に「燃える」が使われるようになりました(私の記憶の範囲では間違いないです)
当時はセーラームーンの時代でもあったわけで、もちろん「セーラームーンは燃える」みたいな使い方もしてました。
今の2ちゃんねる用語(厨房、逝ってよしなど)にも通じるものがありますが、そのうちわざと誤った変換をあてるようになって、「燃える」→「萌える」で「セーラームーンは萌える」となり、「萌える」の言葉から得られる印象から「燃える」は本来の暑苦しい熱血な様を形容する言葉へと回帰し、新たな意味を持った「萌える」が今の「萌え」になったのではないかと考えます。