UHF

そのK-BOOKSで「砂ぼうず」のビデオが流れていました。
無音でOPがエンドレスで流れていたのですが、けっこう動いてておもしろそうでした。
ここの日記でも書いたのですが、砂ぼうずはおすすめなんですよ。
見たいんだけど、UHF局でしかもかなり限られた地域でしか見られないみたいです。
そんなこんなで、最近UHF局でのアニメが増えています。
アニメのビジネスは、スポンサーから制作費をもらってテレビで放送するというものから、ビデオ販売による売り上げに占める割合がかなり増加しているように思えます。
UHFとかだと、視聴できなかったり、ノイズだらけの放送を見る人も多いわけで、そういった人たちにはビデオを買う機会が出てきます。
しかも、見られる人もいるわけで、そういった人たちからネットなどを通じて口コミで評判が広まれば、しめたものです。
でも、おいしいところばかりではないでしょう。
ビデオ販売による売り上げ計上は製作からしばらく経ってからになるので、棚卸し資産の回転率が悪く、キャッシュフローが悪化するはずです。
しかも、どれくらいビデオが売れるかわからないので、制作費の計上はある程度リスクを考えなければいけないでしょう。
でも、アニメのビデオ化スピードは一時に比べてだいぶサイトが短くなったような気がします。
アニメ放送の翌月にはビデオが出ていたりしてますし。
そうなれば、売り上げ回収サイトがだいたい2ヶ月くらいになって、ここまでくれば企業会計においても許容範囲です。(流通のところは考えてないけど)
いずれにせよ、ビデオ販売により収支をやりくりするということは、スポンサーの思惑が減ってくるので、自然な作品になるので、ありがたいことです。