オタネタ禁止デー

日曜日に阪神×巨人戦見たんだけど。
星野さんが出てました。阪神のシニアディレクターです。
まぁ、渦中の人なわけですが。
途中でそのネタにも触れたりしていましたが、まっ先に気づいたのは、星野さん機嫌悪いなーってとこですね。
なんだかトゲトゲしい感じでしたよ。
解説の問いかけに答えないシーンもあったり。
もともとベラベラしゃべる人ではないんだけど。


そんなこんなで翌日(つまり今日)のスポーツ紙の記事をYahoo!なんかで見ていたわけですが、なかなかすごいこと書いてますね。
スポーツ紙側の思惑としては、星野さんを巨人の監督にさせたいんでしょう。
星野さんの発言を都合よく解釈してうまいこと記事になってました。


俺も仕事で提案書書いたり、プレゼンテーションするときは自分の都合のいいデータだけをうまいように使って都合のいいものに仕立てたりしますが。
スポーツ紙の場合もきっとそうなんだと思うけど、最近はちょっと不安になってきました。


人間、電波が入ってくると、入ってくるデータを完璧に自分の都合のいいようにしかとらえられなくなる傾向にあります。
冷静な判断ができなくなって、逆の可能性を考察してみたりといったことができなくなるのです。
星野さんが巨人に行くもんだと信じて疑わない人にとっては、星野さんが何を言っても巨人へ行くという結論にしかならないのです。
たとえば、「候補に挙がったというだけ」に対しては、「否定をしなかった」と解釈。
巨人のプレーに文句を言うと「来年監督になったことを見据えた発言」と解釈。


スポーツ紙はどっちなんでしょうね。
情報の取捨選択をして、都合のいいように大衆を扇動しようとしているのか、それとも前後不覚になってしまい、なんでもかんでも都合のよい解釈に聞こえてしまっているのか。
どっちもほめられたもんじゃありませんが、まだ前者の方が救いようがありますね。


なにやらうちの日記は業界関係者の人も見ているような気配ですが、失礼な発言や勘違いもわんさかあると思いますが、スポーツ紙の記事に比べればまだマシだなと思って笑って見過ごしてやってください。