エウレカ

OPとEDが変わったのは予想通りですが、鈴木典光さんがEDから抜けました。
うーん、ずっと楽しみにしてたのになぁ。
全部鈴木さんが描くってどっかで読んだのに。


EDの絵コンテは渡辺信一郎さん。BONESのラインが効いてます。
一人で全部描いてしまう鈴木さんとは対照的にずいぶん大所帯での制作でした。


そういえば、鈴木さんはBONESのも多いですね。
ハガレンもそうだったし。


3クール目のEDは違ったけど、ローゼンがあったので万事OKってことで。
ローゼンといえば、トロイメントのEDはギャラクシーエンジェルの第3期の後クールのEDの演出にいろいろ類似点を見ることができます。
コンサートっぽいやつです。
5人組が次々と現れて、金色の紙吹雪が舞っているところでまた5人が登場ってやつ。
ローゼンの薔薇が舞うところとかもそうだけど、エウレカの2クール目でスカイフィッシュが舞ったり、ああいう演出をうまく使いこなしてます。
でも、ああいう小さいものが高速でひらひらと舞うシーンはデジタル化するとモスキートノイズが多発するのが泣き所です。
ギャラクシーエンジェルはライブラリがDVだったし、ローゼンは放送時間の関係で幸いにもHDDレコーダがつかえなくてこれもDVだったので大画面で見てもノイズは許容範囲なのですが、HDDで録ったときにどれくらい影響が出るのか気になるところです。
スカイフィッシュはかなりやばかったような気がします。


そうそう、鈴木典光さんといえばやっぱりGA第3期 前クールのEDですよ。
ミントさんがスカートの裾を持ってひらひらするやつ。
俺もアレにやられて、次のEDでも同じ名前が出ていてそのときはおもしろい絵を描く人だなという印象を持つ程度でした。
後にエウレカハガレンの演出の高さの方に気がついて、絵じゃなくて演出だったのかとあらためて再認識です。
他のアニメーションスタッフと違って、1クールごとにしか新作が出てこないのが、やきもきさせられます。


話を元に戻すと。
OPにはうつのみや理さん。
本編は3クールに入って佳境。
でも、レイとチャールズの二人が強攻策に出るのはなんだか唐突な感じがするなぁ。
もう少し戦術性の高いミッションをやっているんだってのをアピールしてもよかったような気がします。
スターシップなんたらよりは比較にならないくらい十分高い戦術性は伝わったけどまだ足りない。欲を言えば切りが無いけど。
監督と脚本家のお仕事です。