涼宮ハルヒの溜息(補足)
昨日のニッキを見返してみたら、案の定まとまってないし。
投げっぱなしだとアレなのでまとめるとこんなことなのですよ。
- 「涼宮ハルヒの溜息」(原作)はSOS団が文化祭に上映する自主制作映画を作るというお話
- アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」の第1話「朝比奈ミクルの冒険」は「涼宮ハルヒの溜息」で作っていた自主制作映画
- 原作では「朝比奈ミクルの冒険」の制作中に起きたさまざまな不思議な事件に対して登場人物の解釈やら説明やらが加えられて展開される
- アニメの1話ではそのへんはすっぽり省略されており、できあがったフィルムにキョンのツッコミナレーションが入れたもの
- そのできあがってフィルムというのが、素人臭さがシュールかつリアルに再現
- 現在までのアニメの3話まででは、制作途中におこった不思議な事件を説明できる段階までストーリーが展開されていない
以降は私個人の主観ですが。
- アニメの1話に「朝比奈ミクルの冒険」を持ってくることは必須ではない
- むしろ持ってくることで今後の演出が時間軸上で複雑になるので面倒なはず
- 原作の「涼宮ハルヒの溜息」で語られている自主制作映画の制作裏話(メイキング)はストーリー上で重要なので避けては通れないはず
- シリーズ構成(シリーズ演出?)としては、1話に「朝比奈ミクルの冒険」を持ってきたので原作2巻に向けた段取りが余計にかかる
- ついでに原作2巻はシナリオ上はただの通過点
- そこまでして1話に「朝比奈ミクルの冒険」を持ってきたかったのは、制作サイドの何らかのバイアスがかかっているのではないか
そこに来て、スタジオ枯山水での山本寛さんの4月3日の書き込み。
完全に私のせいです。本当にありがとうございました。
この話数含めて、本作は私にとって過去15年くらいの総決算ちゅうか大清算のような様相を呈してしまいそうです。これは狙った訳ではないが。
これは1話を見終わったあとに読んだのですが、個人的にはニヤニヤしながら拝見させてもらいました。
加えて15年前ということで、
という不十分な状況証拠をもって推察すると、京アニと山本寛さんと自主制作映画と涼宮ハルヒの第1話の接点が見えてくるという算段。
以降は、私の電波分。
- 自主制作映画の内容はストーリー上それほど重要ではないにもかかわらず1話は山本さんがどうしても挑戦したかった
- 本編ではないとはいえ、先の話を1話に持ってきたせいで今後のストーリー展開に制約がかかってしまったので
- シリーズ演出をやることになった
という仮説はどうだろう。
うーん、電波..やっぱり電波ですよね・・