京アニサイトを外から観察してみる

京アニサイトが重いです。
人気投票が載り始めたあたりから。
具体的には5月16日か17日頃。
はじめのうちはサーバの整理だと思っていたんだけど、どうもそれだけじゃないみたい。


京アニ関連で持っているドメインがいくつかあるんだけど。


CGI*1が使えるのはMUNTOサーバとアニメーションDOが日記に使っているサーバ。
京アニショップだけは独立してアウトソースされているのでここでは特にありません。
京アニショップから京アニサーバへ画像がリンクされているくらいです。

MUNTOサーバについて

MUNTOサーバはCGIが使えるのでダイナミックなページはMUNTOサーバで動いています。
もともとはMUNTO掲示板を動かすために使っていたものと思われますが、その後「真・アニメバカ一代」のようなblog形式のページも入り、現在もその部分だけMUNTOサーバにリンクしているようです。
ちなみにMUNTOサーバはSSLとかperlとかPHPとかFrontpageも高速で動かすように仕込んであるようです。

ベストシーンの投票フォーム

開始当初はMUNTOドメインで動いていましたが、現在はkyotoanimation.co.jpで動いています。
一見、京アニサーバで動いているように見えますが、HTMLのソースを見るとフレームタグでMUNTOサーバに飛ばしているのが確認できます。
なので、実際はMUNTOサーバで動いているのですよ。


置いてあるのはcgiファイルのみで、画像は京アニサイトにリンクされています。
最近の京アニサイトの重さは画像が増えすぎたことに起因しているように思えるのですが。
これ、あとで詳しく解説します。

アニメーションDOの日記

アニメーションDOの日記に使っているIPアドレスだけのサイトですが、逆引きするとwww.kyotoanimation.co.jpと出てきます。
でも、www.kyotoanimation.co.jpの正引きアドレスは、このアニメーションDOの日記サイトではないのですよ。
アニメーションDOの日記サイトが立ち上げ当初、京アニサイトに飛んでいてリンク切れ起こしていたのですが、どうやらこれが原因のようですね。
逆引きがおかしいことに担当者が気づいていなかったのかも。

重い理由

重いのは京アニサーバのみですね。
それに足を引っ張られてます。
TCPのシーケンスは早いのですが、HTTPのGETを出してからレスポンスが帰ってくるまで30秒くらいかかっていました。
Apacheが原因みたいです。設定で直るかもしれないし、意外にApacheを再起動したら直ったりして。
投票フォームはいったん京アニサーバで受けて、フレーム展開してMUNTOサーバを呼び、MUNTOサーバから京アニサーバの画像を取りに行ってるしくみなので、京アニサーバに2回行くことになります。
このパターンが一番遅い感じ。


MUNTOサーバがまだ余裕みたいなので、画像ファイルを一部MUNTOサーバに移せば少しは改善するかもしれません。


京アニにとってはCGIを使いたいのでMUNTOサーバを活用したいのですが、ドメインの問題があって使いづらいといったところでしょうか。
kyotoanimation.co.jpに新しいDNSのエントリを作って、MUNTOサーバに振ってあげれば解決するのになぁ。


京都アニメーションはアニメ作るのは丁寧な仕事すが、サイトの運営についてはちと横着してるなぁ。

*1:ここで言ってるCGIとはJavaとかRubyとかPHPとかのこと。頑固なまでにCommonGatewayInterfaceを主張するものではありません