読書感想

移動時間などを有効活用して、だいぶいろんな本を読むことができました。

がくえんゆーとぴあ まなびストレート

こないだ紹介したやつ。


教育が多様化した未来において、高校へ進学することが必ずしも一般的ではないといった世界が舞台。
学園に活気が無くなっているところへ、ヒロインのまなびが転校してきて、がくえんをゆーとぴあにしちゃおうというお話。
まなびの性格がまっすぐでストレートだから「がくえんゆーとぴあ まなびストレート」・・なんだと思う。
口癖は「まっすぐGO!」


学園ものということですが、ぱにぽにとかあずまんが大王とかせんせいのお時間みたいなギャグっぽいやつではありません。
非常にまじめに物語が展開されています。
ココロ図書館みたいなノリに近いかも。
CCさくらの学園パートだけ取り出した感じかも。


でも、物語の90%が学園で展開されるため、キャラクターの印象が希薄な感じ。
学園というのはみんな右習えに勉強するところなので、個性が出にくい場所。
学園以外で何をやっているかでキャラクターの個性がアピールされるところがあると思うのですが。
といいつつも、思ったよりも登場人物が少ない上に学園生活の中でもちゃんと個性が出ているので今のところOKですよ。
でも、もう少し学園以外のストーリーも見てみたいかな。


あとがきにクレジットがのっていて、たあたんちぇっくufotableのマンガ部門)としての役割分担が書いてあったのですが、アニメの制作にそっくり。

イリヤの空、UFOの夏

4月から原作読んでました。
ようやく全4巻読了。
先に東映アニメーションバージョン(OVA版)を見ていたのでなかなか読む気にはならなかったんですけど。


やっぱり原作は内容が濃いですね。
OVA版ではかなり内容が端折られてます。もったいない。
浅羽父の凄いところとか水前寺が洞穴に潜り込んだ話とか、水前寺のお姉さんとか、休校になった学校で吉野との共同生活とかも。


OVA版は浅羽妹と水前寺の戦闘シーンと鉄人定食の印象が強すぎ(どっちも倉嶋丈康さんの作監)だったので、ストーリーとしてはちと物足りなかったかなというのも密かに思っていたのですけど。
東映アニメーションなのでKanonみたいに「京アニ作り直せ」とかいいましょうか。
むしろ、作り直すのであれば、私は絵コンテを福田道生さんにやってもらいたいと思いました。
イリヤって時間軸があっちこっちに行くので、福田さんがぴったりだと思うのですが。

ジオブリーダーズ 12巻

宮司さん大活躍!