HELLSING DVD 第2巻

HELLSING II〈初回限定版〉 [DVD]

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1巻の感想はこちら。
http://d.hatena.ne.jp/negirin/20060209


1巻の出来に不安を感じていたのですが、2巻の出来はすばらしい。
1巻はサテライトの割にはCGが少なかったため、サテライトはHELLSINGに消極的なのではないかという不安も解消。
婦警砲のリロードのCGとか見てるとつくづくサテライトだなぁと。どこのヒートガイだ?
排莢のCGを描かせたらサテライトが世界一だと思うのは俺だけか?


銃器といえば、ヤン坊が使っていたのはFNのP90。付属品いっぱい付いていたけど。
グール軍はMP5KにストックがついていたのでMP5KのPDWですね。それのサイレンサー付き。
冒頭で門番の額をぶち抜いていたけど、PDWは銃身が短いので命中精度ってどうなんですかね。
インテグラ様の銃はマンガとOVAでは変わってるっぽい。


そいでもってコメンタリー。
ジャケットやポスターなどの宣伝媒体はもとより、ジェネオンのサイトにさえまったく情報がなかったのですが、今回もコメンタリーが付いています。コメンタリーの収録がギリギリだったんでしょうか。
脚本の倉田英之さんとなんと原作者の平野耕太さん。
1巻の予告どおりなのですが、まさか本当にこのふたりが出てくるとは思いませんでした。
ふたりに加えてジェネオンの上田Pと筆谷編集長の計4人です。


倉田さんと平野さんのトークはわかりづらいな。
俺には3割程度しか理解できませんでしたよ。
今回のコメンタリーはマジでレベル高いです。
倉田・ヒラコーの常人置いてけぼりな脳汁エンターテイメントはなぜかレベルが一致。
他にも「尻は木村さんに」などとは作画スタッフネタも出てくるわけで。(たぶん木村貴宏さんのことだと思う)
あと声優さん。
シブめのベテラン声優さんが多いので、ガンダムトランスフォーマーネタが出てくるのです。
ルークが子安さんなので、バリエーションが豊富。
ギロロとクルルとかトランスフォーマーとか。
少佐の声は飛田さんですが、倉田さんは白石冬美さんを推したいと。なぜか平野さんも同意。
パタリロ」ですよ。
少佐にクックロビン音頭をやらせたかったとか言ってるし。


ヤン坊の「こっちだけズルして無敵モードだもんな」の前にコナミコマンド入れたのはやっぱり倉田さんでした。
最高に笑いましたが、気づきにくいです。


ブックレットの倉田さんのインタビューによると、4話までは黒田さんと交代で脚本だそうです。
偶数話が倉田さん。
んで、5話は倉田さんが続けて書くそうです。
だいたいコミックの1巻がOVAの1話のペースで行くそうです。


最後にこれも書いておきたい。
DVD2巻は音のクオリティもアップしてます。
2巻には音響系で1巻にいなかったスタッフとして録音エンジニアとして名倉靖さんがクレジットされてます。
迫力のある音響も今回は名倉さんのゴールドフィンガーから紡がれていたのですね。