ハレ晴レユカイのフルバージョンについて

ハレ晴レのフルバージョンについて、絵コンテが公開されましたが、どういうものができあがるのか今から楽しみです。
すでに既報のとおり、TVサイズで静止画部分を全部アニメーションにするというもので、DVD7巻の映像特典として収録されるようです。
ハルヒ京アニ公式サイトの制作日記、10月14日版を引用すると。

やまかんに何枚使う気か聞いてみたにゃ。「1000枚」とか軽く言っていたにゃ。

山本さん、あんたばかやろうだ(誉め言葉)


1000枚というのは動画の枚数のことでいいですかね。
ちなみにハレ晴レのTVサイズは65秒ありました。
たしか、EDは24fpsで作っていたはずなので、単純計算で必要な枚数は1560枚ってことになります。
カバー率64%です。
つまり、3枚に2枚は違う絵が使われていることになります。*1


ちなみに、ここを参考にすると、30分アニメの1話分で動画が平均で4500枚くらいとのことのようです。
http://blog.livedoor.jp/m_s_r/archives/50507341.html
東映アニメーションの場合はもっと厳しいとのこと。(だからアバンタイトルが長いのか)
30分アニメの場合、正味20分程度なので、さっきの単純な計算をすると28800枚なわけですから、カバー率は15%程度です。
数字だけでもどれだけばかやろうなことをやろうとしているか察していただけるかと。


まぁ、枚数が多ければよいというものではありませんけど。
そりゃ枚数が多ければ表現の自由度も高くなるのでいいに越したことありませんけど、日本のアニメというのは動画の枚数をいかに減らすかということで発展してきたわけだし。
個人的には、枚数が少ないのを演出で完璧にカバーしている作品を見るとその日一日幸せな気分です。

*1:専門家じゃないのであまり信じないように