コンプティーク 12月号

今月のコンプティークがすごい。
前回は千円払うのケチって買わなかったけど、この内容なら文句なし。

「ef」ムービー制作 新海誠 ロングインタビュー

「ef」のムービー制作にかかわる、新海誠さんのインタビューが掲載されています。
新海さんといえば「ほしのこえ」や「雲のむこう、約束の場所」のような長編アニメーションのお仕事もありますが、minoriのムービーについても手を抜くことはなく、むしろ短編アニメーションの発表の場というような意識でいらっしゃるみたいで大変心強いです。
ちなみに「ef」のムービーは「曲」→「動画コンテ」→「詞」の順番で作られたそうです。
一般的にはどうなのか知りませんが、単純に変な順番だなと思いました。


「ef」のムービーですが、ようやくメッセサンオーのPCソフト館でもはじまったようです。
イオニアの43インチプラズマディスプレイにトールボーイスピーカーとウーファーもつけてすごい力の入れ様です。
試聴環境は一番いいと思いますが、軒先で上映しているので、通行人の妨げにならないようにまわりに気を配りましょう。
見ている間、通行人の目が気になるのがちと難点。

らき☆すた 山本寛監督 突撃インタビュー

監督インタビューがこんなに早く見られるとは思いませんでした。
監督、キャラデザ、シリーズ構成くらいしか発表されていないうちに。
主要キャストと音楽、音響監督もまだ発表されていないのに。(神前暁さんと鶴岡陽太さんの可能性が高いと思いますけど)


最近、ハルヒ関連のインタビューばかりで、正直飽き飽きしていましたが、今回のは過去を振り返るよりも未来を見据える内容のインタビューで、斬新な印象を受けました。
若干、インタビュアーの誘導っぽいところもありますが、「あずまんが大王」や「ぱにぽにだっしゅ!」を意識しつつも独自の方法論でやっていこうという意気込みのようです。
らき☆すた」についてはハルヒみたいな大技は少なめで、「素直な作品作り」を目指すそうです。
個人的にはハルヒの「ミクルの冒険」とか「ライブアライブ」のような1話まるまる使った派手な演出もいいけど、kanonの6話で武本さんが見せたような食卓や映画館でのちょっとした動作の細かい演技(演出)が非常に気に入っています。
「素直な作品作り」をする中で、そういった芸の細かさが注目される作品になればいいなと思っています。
京アニは作画もいいけど、そういった演出面がもっと評価されてもいいと思います。


放送開始時期もまだ未定。
Kanonが終わってからだとすれば来年の春からでしょうか。

余談

まったくの余談ですが、実に十数年ぶりにコンプティークを買いました。
袋とじが無くなっててびっくりです。
自分は、どちらかといえばポプコムテクノポリス派でした。
そっちの方がエロいから。