アンチの思考

mizuikeyaさん、ご意見ありがとうございます。参考になります。
レス付けると長くなりそうだったので、こちらで失礼させてもらいました。
でも、「アニメーター個人の個性やケレン味を感じない」というのはちょっと私は違う意見です。
原画マンはそうかもしれませんが、演出家はいずれもくせのある人たちにばかりに見えます。
他の作品がどんなものなのかまでは自信ないですが、京アニは演出家ばかりよくもまぁあれだけくせのある人たちが集まったなと。
新しく出てくる演出家もくせが強い。
作画については、確かにそうかもしれません。特徴的な絵を描く池田晶子さんもkanonではその個性を抑えていた感じがありました。
でも、作画に詳しい人が見るとやっぱり違う意見が出てきそうです。(私は苦手)


最近は減ってきましたが、ハルヒ放送時やkanonの放送開始すぐくらいまでは「京アニクオリティ」などと「京都アニメーション」であることが過剰に反応されていたのも気になってました。
ただのブランドと化しているような気がして。なんかよくわからないけど、ブランド品だからと機能性や性能のよさに気づかないままバッグや時計を身につけたりするみたいな。


さて、アンチといってもひとくくりにこれと決めつけることはできないのは承知の上でもう少し議論を展開します。
私もよく出入りしている模型裏で以前あった出来事なのですが。
名前は伏せさせてもらいますが、とある有名な原型師がいるのですが、この原型師を叩くというのが模型裏での定例行事になっておりまして。
この原型師さん、人気も高くファンも多いのですが、首の角度がおかしいとか顔パーツ使い回しとかアンチもたくさんおりまして。
このアンチの行動についておもしろい解釈をした人がいました。


その原型師を否定することで自分の知識をアピールしているのだと。
ちなみに私もその原型師のアンチなので、非常にばつの悪い思いをしたものです。


4月のインチキネタを書くために、Wikipedia疑似科学を調べたとき、疑似科学者の傾向というのがあって、それの4項目。

4.もっとも偉大な科学者や、もっとも確立されている理論に攻撃の的を絞りたいという強迫観念がある。

程度の差はあれ、アンチの行動原理はこういう要素もあるのかなと。
でも、アンチにもいろいろなアンチがあるのも事実。
京アニ好きの人も作画がいいと言う人もいれば、ストーリーがいいという人もいるだろうし、OPやEDのダンスだけ好きという人もいますから。
ちなみに私はスタッフが好きで見ています。
作品からにじみ出てくるスタッフの人物像や制作現場を妄想しながら見てるのが好きです。
異常ですね・・