今週見たアニメ

どれも概ね5話くらいこなしてきて、そろそろ現場もこなれてきた頃。
この時期を乗り切ると、あとは作画も安定してくるので見ていて安心できます。
経験則によれば「作画崩壊」と言われてきたものは開始数話に集中していているけど、それら作品群も以降はたいてい持ち直してます。


特に最近急増しているように思えるのですが、作画崩壊をおもしろおかしく揶揄する風潮というのはあまりよろしくないと思います。
一生懸命作っている人たちもいるわけで、そんなことされると中の人たちのモチベーションが下がり生産性が落ち、おもしろいアニメが見られなくなってしまいます。
みんな、ホントのところはおもしろおかしく揶揄しつつも、実はおもしろいアニメが見たいんですよね。

ポリフォニカ

今回、下田監督が自ら絵コンテ切ってました。
ギャグ展開アリ。ギャグ顔とかも出てきておもしろかったです。
下田監督が手がけると、どうもマジメな展開になりがちですが、こういう息抜きの回をもっと入れてくれると個人的にはうれしいです。

らき☆すた

絵コンテ・演出が石原立也さん。
コンテと演出の両方を担当するのは涼宮ハルヒの憂鬱の構成1話以来。
他の演出家はハルヒkanonで特徴を掴むことができたけど、肝心の石原監督が自分で演出する機会が最近なかったので「石原演出ってなんぞや?」と思っていたところですよ。
まだ漠然としていますが、今回のと昨日見たハルヒの構成1話でちょっぴりわかったような気がしました。AIRとかも見てもう少し勉強したいです。
荒谷朋恵さんも久しぶりです。最近、アニDoの方に多く出入りしていたみたいですけど。


京アニの現在の状況って、何をやってもいろいろ話題にされてしまうんだろうな。
演出が石原さんだったことも、賀東さんが脚本だったことも、アニバカの当番が前後していることも、さまざまな憶測を呼んで噂が一人歩きしていそう。
現在、事実として明らかになっているのは、「大本営発表」と「OPクレジットが変更された」ことだけなんですよね。
私も状況証拠でいろいろ妄想するのは嫌いじゃない(むしろ好き)ですが、今回の件はあまりにも話題が大きくなりすぎているみたいなので監督ネタは今後しばらく自重します。
本編ネタはこれまで通り。

アイドルマスター(舞-×HiME)

舞-乙HiMEって舞-HiMEからのキャラクタースターシステムを継承していましたが、ゼノグラシアってアイドルマスターからのキャラクタースターシステムと考えると妙に納得してしまいました。


CMおもしろかったです。
春香とやよいが舞-乙HiME Zweiの宣伝やってて、

やよい:ニナちゃんが大活躍!ニナちゃんはかわいい!ニナちゃんキュート!
やよい:ニナちゃん主役!(←声色を変えて)
春香:ニナちゃんって誰?
やよい:ニナちゃん最高・・

中の人つながり。

リリカルなのはSS

ようやく敵対する勢力の黒幕が登場。
放送もすでに半クール費やしているところから、SSは1クールでは終わりそうにないですね。

おおきく振りかぶって

石浜真史アニキと薮野浩二さんが「作画協力」にクレジット。
うれしくて2回もみてしまいましたよ。R.O.Dかみちゅ!つながりで落越Pが呼んだのかな?
一応、2回目はお二人がどこの作画パートなのか意識しながら見ていたのですが、さっぱりわかりませんでした。
プレートアンパイアの面越しの顔がそうじゃないですかね(テキトー)
やっぱり俺には作画ネタを語るのは無理です。


むしろ作画を見る余裕なんかないですよ。ストーリーにのめり込んじゃって。
投球の一球一球がディープに描かれていて、野球のおもしろさを再認識させられます。
ヒカルの碁では、碁を知らない人でも作品を楽しめたけど、おお振りも野球のルールを知らないひとでも楽しめちゃいそうな気がします。
でも、このペース(1話で2イニング)だと、今の試合だけで1クール終わってしまいそうです。