角川の子会社がYouTubeの著作権対策に乗り気

ITmedia経由で。
http://www.k-digix.co.jp/top/news/index.html


最近躍起になってニコニコ消してたのはこのためだったのね。
あまりのタイミングの良さに姑息なイメージが払拭できないところかもしれないけど、やり方としてはおもしろいと思います。

YouTube日本版開始以前より、『涼宮ハルヒ』、『らき☆すた』といった角川グループが著作権を所有するアニメコンテンツや映画などの約15万の動画ファイルが、YouTubeで閲覧可能な状態にありました。

今のところ「ハルヒ」と「らき☆すた」以外はそれほどでもないような気もしますが。
これに続くものが今後出てこなければせっかくのシステムも無駄になってしまいます。

 角川グループでは、YouTube日本版をコンテンツの宣伝媒体としても積極的に利用していく予定です。ユーザーがコンテンツを楽しむと同時に、クリエーター(著作者)の権利保持と利益拡大を推進できる、新たな動画共有モデルの確立を目指します。

角川としても宣伝費以上の宣伝ができたのだからこんなおいしいことはありません。
利用者としても、できれば動画共有サイトは使いたいわけで、私もYouTubeの画像を貼ってみたりしたいけどデリケートな問題があるので自粛せざるを得ない状況です。きわめて黒に近いグレー。
そういったデリケートな問題が解決されるのであればありがたいです。


この歩み寄りは評価できる内容だとおもいます。他社も巻き込んでオタク系コンテンツのデリケートな問題を解決するデファクトスタンダードを築いていってくれるといいですね。
今の古い考えの著作権管理団体はオタク系コンテンツの流通事情に追従できていないので、あそこに任せていたら常に10年遅れの対策しか出てきませんから。