権利者団体がYouTubeの国内コンテンツのリセットを要請

著作権カテゴリを新設してみました。


今日はスラド経由で。
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20354053,00.htm

これはちとやりすぎだなぁ。
著作権問題をなんとかしようと思ったけどめんどくさくなったから全部消しちゃえってことですかね。
権利者団体の気の利いたジョークであると信じたいものです。


あいかわらずおおよそ利用者が考えつくかぎり最悪の選択肢をいつも提案してくれる管理者団体様ですが、むしろ利用者の関心事というのは著作権とカネのことだと思うのですよ。
試しに著作権利用料や私的録画録音補償金を年金に置き換えて、文化庁社会保険庁に置き換えてみたらどうでしょう。
我々が収めた利用料や補償金ってちゃんと著作者に還元されているのか不安になります。意図しないところに流用されていないのかとか、得体の知れない財団法人が設立されていてそこにカネが流れていっていないかとかそういうところ。
我々ユーザから見ると、彼らの活動は何かにつけてカネを集めている印象はあるけど、このようなデリケートな話題が出てきたときには抗議はするけど自分たちの手は動かさないという印象をいつも受けます。
ネット関連で本気でカネを集めるつもりがあるのであれば、課金用のモジュールやライブラリを提供するとかそういう生産的なことを考えてもらいたいものです。


今回の参議院選挙では年金問題や政治とカネの話が世間を賑わせていましたが、こういった人たちにとって社会保険庁でおきている出来事とかは対岸の火事くらいにしか思っていないのかな。次はひょっとしたら自分たちの番じゃないかとかいう想像力は働かないのでしょうか。
最近、立て続けに著作権ビジネスについてのニュースが盛んなので活動が目立ってますけど、大丈夫ですか?
それとも、よほど自分たちの活動内容に自信があるってことなのかな。