SchoolDays 第六話「明かされた関係」

これはすごい。
Aパート開始直後の桂家の食卓。机の下からスッと桂妹(心)が登場するところ。
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いきなり期待させてくれます。
朝の教室前で誠と世界と刹那のシーンで、誠が去ったあとの世界の動きも軽快で見ていて心地がいいです。

画面構成も凝ってます。
言葉の下からのアングルとか。(エロい)

駅でのこの場面での足だけ映してみたりとか。
[:W420]
他にもいちいち挙げるとキリがありません。かなりチャレンジしてるみたいでした。


カメラアングルを見ていると、Shuffle!とか細田さんや後藤圭二さんみたいなアスリード系作品の特徴も出ているなとか思ってみたり、最後の音楽をバックにあわただしく話が展開するところだけ見て名和監督じゃないかなとか思ってみたのですが。
と思ったけど、名和さんのはバックの音楽がyozuca*さんだったので、ダ・カーポの刷り込みの可能性が高いようです。


ED見てみたところ、今回のスタッフは

脚本:秋月ひろ(ランアンドガン)
絵コンテ:田中宏紀
演出:四辻たかお
作画監督:田中基樹
原画:田中宏紀

ということで、一人原画のようです。
あの画期的なレイアウトはどうやら田中宏紀さんによるものみたいですね。
ノーチェックだったのでざっと調べてみたところ、明け瑠璃の例の回の作監だったそうですが、今回はよい環境でよい仕事ができたみたいですね。
なんにせよ、今後注目していきたいアニメーターさんが一人増えました。
でも、こういう才能のある方はもっと違う環境で仕事した方がいいような気がするんだけどなぁ。
アニメスタジオって増えてるけど、なかなか淘汰されないですね。
メガバンクの合併や、IT関連企業の吸収合併とか市場が成熟してくると拙い会社は淘汰されていく傾向にあるけど、アニメスタジオとかは淘汰されるどころかスピンオフしたり増える方に行ってますね。
マスコミ関連の業界ってそんなもんなのかな。放送局と広告代理店以外は。


余談ですが、田中さんについてgoogle先生に聞いてみたら、芋づる式にいろんなことが判明してびっくりしています。
詳しく書くのはやめておきますが、一度だけうちのサイトにリンクを紹介いただいたことがあったのですが、あのときの一日あたりのアクセス数はすごかったです。あのときの記録は未だ持って破られていません。
あれは夢だったに違いない。


本編についても書いておきます。
アニメ版でも誠のヘタレっぷりは健在のようです。
世界も言葉も乙女も刹那もあんなヘタレのどこが気に入ったんだろう。いくらぬまきち先生でもこれはちと無理ありすぎです。
世界と浮気するルートって結末どうなるんだっけ?
世界が浜辺で包丁だったかな。
言葉が伊藤家備品でスッパリやるのは確かハーレムルートで失敗したパターンだったはず。
あれ?あのゲームってハッピーエンドあったっけ?

*1:(C)STACK・School Days製作委員会 2007