偽・うpの(以下略) 第6回

タイトル長いんだもん・・


今回のゲストも水島努監督と山本寛さん。
いいお話を聞かせてもらいました。今回はスキャンダラスな話も少なく、ピー音も控えめ。


水島監督のハレグゥのEDに影響を受けてハレ晴レを作った山本さん。
その山本さんに負けじと競い合った水島監督。
役者が揃った形でハレグゥの話とかしてくれて参考になりました。
ちなみに、ハレグゥで1枚で二人の作品が見られるのがこちらのデラックスの2巻。

正味30分ですが、Aパートの「ちょっとまってマリィたん」は山本寛さんがコンテ・演出。Bパートの「第二回」はコンテが水島監督で、演出がラジオでもさんざん話題になっていたぽてまよ全話コンテ切りの池端隆史さん(クレジットでは「池端たかし」)です。
Bパートの原画には竹内哲也さんも参加していたり。


ハルヒらき☆すたの演出についても触れていました。
これまでのどんな雑誌のインタビューよりも突っ込んだ内容でした。聞き手がよかったのでしょう。水島監督がいたことで、具体的な話ができたのかもしれません。
またこのメンバーでラジオやって欲しいです。
山本さん、こころのリハビリ中(笑)らしいので、はやく元気になってまた活躍して欲しいです。
水島監督の春からのxxxHOLiCに演出で参加したりしないだろうか。
とりあえずドクロちゃんの2巻が楽しみということで。


ゲストコーナーに入る前のプロデューサーの話も参考になりました。
製作委員会の担当者が適当に名前を書いてあるだけじゃなかったんですね。
プロデューサーの中でも役割が決まっていて、ビジネス担当、制作担当、作品担当みたいな感じで。
さらにプロデューサーをまとめるプロデューサー番長みたいなのがいる感じで。
シャナは川瀬Pが番長で、無敵看板娘は伊平氏が番長だったようです。


製作委員会といえば。
製作委員会の中の人がクレジットで出てくるとき、主に3つの肩書きがあったようです。
「企画」と「プロデューサー」と「宣伝」。
「企画」と「プロデューサー」はOPで、「宣伝」はEDにクレジットされることが多いです。
「企画」は製作委員会に参加しているクライアント企業の責任者で、社長や事業部長とかの取締役クラスの人がなっているようです。
製作委員会を結成するときに何らかの契約書を交わすと思うのですが、おそらくその契約書締結の決裁をした人じゃないでしょうか。
「宣伝」をやった人はそのうちにプロデューサーになったりするみたいですが、プロデューサー経験者が宣伝にクレジットされることもあるので一概にはそうとも言い切れないのかもしれません。


最近は、主題歌やサントラまわりのプロデューサーは「音楽プロデューサー」みたいに切り出されることが多いようです。
ランティスとかのレコード屋さんがそうなのですが、最近は製作委員会に加入していないケースが多いです。
また参加していても、今回のラジオの「並びは出資順」というのを真に受けると、けっこう後の方に名前が出ています。
レコード屋さんにとっては、製作委員会に加入して前渡金を出資するよりも、回収期間の短い主題歌CDやサントラでビジネスしてたほうがリスクが少ないのかもしれません。
主題歌CDとかであれば、放送開始日までに作詞作曲して、レコーディングして、放送開始の月末か翌月末に主題歌CDを出せます。
DVDの2か月〜半年後の回収期間に比べると短くて済みますし。
関連グッズということになるので、売上から製作委員会への上納金は発生するけど。
バンダイビジュアルランティスを買ったのは、ひょっとしたらこのしくみでキャッシュフローの改善を目論んだのかもしれません。