灼眼のシャナII「試練の前夜」

水上清資さんの脚本と福田道生さんの絵コンテという物語の流れを構成する二大要素において、贅沢な人材を投入した回でした。
これまでシャナと一美の嫉妬をだらだら見せられる展開というのを終わらせるという序盤のヤマ場だったわけで、こういう回では福田さんは非常にいい仕事をしてくれます。
とはいいつつも、今回はちょっと物足りない気がしましたけど。
最近では瀬戸の花嫁のラス前の回がよかったです。
ランチの屋上シーンで終わるのかと思わせて、鍛錬のシーンを最後に残してくれてるあたりがいかにも福田さんです。


水上さんもこんな感じのしっとりとした話は最高に巧いですね。
あさっての方向。とか、怪物王女のロボ男の回とか。