12月終了アニメを再評価
10月開始分は思ったよりも1クールアニメが多かったので、続々と最終回をむかえています。
ご愁傷さま二ノ宮くん
ほとんど中身が無いアニメでしたが、こうして最後まで継続して見られたのは、キャラデザ・総作監の大河原晴男さんのおかげです。
ありがとうございました。
ダ・カーポII
美少女キャラがいっぱい登場するハーレム型アニメと思いきや、序盤でいきなり主人公と小恋がくっつくという展開ではじまりました。
ハーレムアニメとしてはタブーともいえるような挑戦でしたが、ギスギスした感じもなく、斬新な展開になってよかったんじゃないでしょうか。
別な意味でのギスギス展開はあったようですが。
小恋以外の女性キャラは全く主人公に恋愛感情を抱くことはなかったんじゃないでしょうか。思わせぶりなところはあったかもしれないけど。
ちょっぴり臭いところもあったけど、ストーリーも巧くまとまっててよかったと思います。
部分的に不可解なところが多々みられるガンジスですが、なんだかんだいってもガンジス企画のアニメは映像とストーリーはそれなりに締まっててて良作になることが多いです。
ef - a tale of memories.
大沼心さんの初監督作品でした。新房監督の流れを汲みつつも独自の斬新な演出も取り入れたりしてアニメの新しい可能性を見せてくれたような気がします。
ストーリーもしっかりしてて、終盤にかけて2話ずつ使ってきれいに終わりました。今期終了したものの中ではずば抜けていたと思います。
スケッチブック
以前も書いたのですが、終盤にかけておもしろくなって盛り上がってきたのに、ここで終わるのはもったいない。
あんな終わり方をしたら続編を作るしか無いんじゃないですかね。
ARIAへバトンタッチするところもよかったです。同じハルフィルムだからできたんでしょうね。
ナイトウィザード
東京アニメセンターの山本監督へのインタビュー記事があったのですが。
http://www.animecenter.jp/jp/200712/19153644.php
終わって本当に良かった。最終回間際はシナリオにしてもコンテにしても相当難産で本当に終わるのか?と凄く不安に思っていました。
なんかよくわかります。
ストーリーの配分を間違えたのか、終盤にかけてだいぶ駆け足になっていました。
序盤のまったりした展開ももちろん必要だったのですが。
こういうときに絵コンテで福田道生さんが入るとすごく締まる展開になるんですよね。
できれば最終話の1つ前の話数で、見せ場を残すような展開で終わらせる感じです。瀬戸の花嫁がまさにそれです。あのぐだぐだ展開を一気に終了の方向へもっていった手腕はただただ絶句。
声優さんよかったです。特に佐藤利奈さんがよかったです。
元気に「はわはわ」言ってるよ。