古いアニメのOP/EDを見てみた(2)
昨日のを続けます。
前世紀(20世紀)の作品を中心にお送りしてみたいと思います。
地球防衛企業ダイ・ガード
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 2000/05/24
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これは毎週見てました。
出動するたびに課長や部長の決裁が必要だったりと、妙に生々しいところがありました。
この頃は私も社会人に成りたてだったので、いろいろ勉強させてもらいましたよ。
シリーズ構成:志茂文彦
SFコンセプト:きむらひでふみ
キャラデザ:石原満
ロボデザイン:大塚健
プロップデザイン:山岡信一
音響監督:三間雅文
音楽:田中公平/川井憲次
監督:水島精二
制作:XEBEC
シリーズ構成の志茂さんは京アニ作品でおなじみ。
ロボ系できむらひでふみさんと大塚健さんが入ってます。
キャラデザが石原満さんで、キッズ向けアニメのキャラデザが多いようですが実力派です。2月からの「ムネモシュネの娘たち」のキャラデザも担当されるそうです。
音楽に公平先生と川井先生の連名です。
そして監督が水島精二さんです。
この作品は社会人になってからみるといいですよ。いろいろと笑えないネタが満載です。
あとこの作品、名前付きのOL役で田村ゆかり嬢が出てます。他にも名前付きのOL役の人はいたのですが、ゆかりん嬢だけはちょっと違った雰囲気を出していましたよ。
ゆかりん嬢のダメ音感はこれで完成させたのでよく覚えてます。
魔術士オーフェン/魔術士オーフェンRevenge
無印が1998年で、Revengeが翌年の1999年です。
どちらも2クールでTBSの土曜日の夕方の時間帯でやってました。
これも毎週見てました。
シリーズ構成:久保田雅史/関島眞頼
キャラデザ:相澤昌弘
監督:わたなべひろし(無印)/高橋亨(Revenge)
監修:わたなべひろし(Revenge)
制作:J.C.STAFF
無印とRevengeでは監督が変更になってます。
やっぱり監督の特徴が現れていて、無印よりもRevengeの方がポップな展開です。無印は暗い展開なので、個人的にはRevengeの方が好みですね。
キャラデザは月詠の相澤さん。
これがご縁だったのかわかりませんが、相澤さんはその後わたなべひろしさんと地獄少女です。
2クールあったので、雑多な話を混ぜつつしっかりとストーリーをすすめて巧くまとまってました。
無印は暗い展開ではありましたが、各話絵コンテがJ.C.STAFFの精鋭で固めていたのでそんな変なことにはなっていなかったです。
いわれてみればわたなべ監督作品っぽいなぁという程度かも。
星方天使エンジェルリンクス
- 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
- 発売日: 2006/07/28
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あまり人気はなかったです。私も気が向いたら見る感じで積極的には見てなかったような覚えがあります。
西田亜沙子さんの初キャラデザ作品だそうです。当時は気づかなかったけど、今になって見れば確かにシムーンっぽい。
監督の山口祐司さんとはその後もヤミ帽とかいろんな作品で一緒にやってます。
エンジェルリンクスは世界観や設定がアウトロースターの流れを汲んでいるそうです。
伊東岳彦さんとサンライズという共通点を見出すことができるのですが、これは2006年に放送されたゼーガペインにも共通してます。
柚木涼香さんの声優デビュー作でもありました。
喋り出しの第一声の発声が大げさに感じるところとか今とさほど変わっていません。
あの癖は直すべきなのかそのままにしておくべきなのか悩むところですよね。あの癖が直ってしまうと他の声優さんと区別がつきにくくなってしまいます。
セラフィムコール
- 出版社/メーカー: パイオニアLDC
- 発売日: 1999/12/22
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舞-HiMEがサンライズ初の萌えアニメと吹聴しているらしいですが、こんな作品があるのです。
さらに遡ると、1998年にセンチメンタルジャーニーを作っているし、もっと前には「ママは小学4年生」なんてのも作っているのですよ。
たしかセラフィムコールを作るときも「初の萌えアニメ」みたいなことを吹聴してたような気がします。
サンライズはそのうち舞-HiMEも無かったことにしてしまうんじゃないだろうか。
シリーズ構成は荒川さん。キャラデザはTNKまわりで介錯作品関連のキャラデザを手がけている藤井さん。
そして、本作の不思議な雰囲気を醸しているのが監督の望月智充さんです。
クライアントが三菱商事というのが不思議です。アニメではあまり見ないクレジットです。
丸紅はたまに見るので、商社が出てきてもそんなに不思議ではないのかもしれません。
OPの最後にこんなテロップが出てきます。
*1
あー、2010年まであと2年ですよ。
前作のセンチメンタルジャーニーにも似たようなのが出てます。
センチのクライアントも三菱商事とバンプレストがクレジットされてましたが、スタッフは脚本の荒川さん以外は違ってました。
センチのOPの作詞が六月十三さんでちょっと意外でした。
ちなみにセンチはバンダイビジュアルですが、セラフィムコールはパイオニアLDCでした。