ニュータイプ2月号を買ってきた。

昨日のコメント欄で情報をいただいたので、閉店間際のK-BOOKSにすべり込み、ハヤテのごとくの14巻と一緒に買ってきましたよ。

Newtype (ニュータイプ) 2008年 02月号 [雑誌]

Newtype (ニュータイプ) 2008年 02月号 [雑誌]

アニメ情報のガラパゴス島をめざしている当サイトでは、アニメ誌とかからの先入観には影響されたくないのですよ。
でも、最近は気になる情報があるとついつい買ってきてしまいます。結果として、今回も買ってきて正解でした。
目的はベサメムーチョの新作、「ザ☆宇宙ショー(仮)」の情報でしたが、尾石達也さんと山本寛さんの特集がありました。

ザ☆宇宙ショー(仮)

まずは「ザ☆宇宙ショー(仮)」から。
去年の橘秀樹さんのときに続いてまたもややってしまいましたよ・・
自演みたいでかっこわるいですね。もう自演ってことでいいです・・
かみちゅ!に続いてベサメムーチョ原作で、キャラデザが石浜真史さん。
武装錬金の六桝、岡倉、大浜のR.O.Dトリオの復活ですよ。うれしいなぁ。
石浜さん、かみちゅ!のときは他の仕事(たぶん「時かけ」)でOPしか参加してなかったからなぁ。
タイトルからすると宇宙ものっぽいけど、NTに載ってたのはそんな様子がまったくみえないグラビアでした。
でも、宇宙ものというのは2年前にちょっと予想していたようです。
宇宙となると、プロダクションデザインの神宮司訓之さんの出番ですよ。
早いところタイトルから(仮)がとれて神宮司さんのタイトルロゴを拝んでみたいところです。
美術はR.O.DOVA版に戻って草薙っぽいです。R.O.Dをやっていた頃の成田偉保さんとか最近見かけなくなっちゃったので誰が美術監督をやるのか気になるところです。獣神演武には参加しているようですが「美術監督」ではないみたいだし。
というか、最近の草薙はあの頃の草薙ほど画の臨場感が無くなったような気がします。気のせいだったらいいのですが。


そいでもってスタッフを大胆予想。

原作:ベサメムーチョ
監督:舛成孝二
脚本:倉田英之
キャラデザ・総作監石浜真史
プロダクションデザイン・タイトルロゴ:神宮司訓之
美術監督:???(草薙)
色彩設計歌川律子
音響監督:菊田浩巳
録音調整:名倉靖
プロデューサー:落越友則
制作:A-1 Pictures
製作:アニプレックス

羽音さんの出番が・・
あー、くれぐれも予想ですよ。というか妄想です。
メカデザインは神宮司さんが本命ですが、NTのインタビューで石浜さんが竹内志保さんを挙げていたので、竹内さんの可能性もあります。


本作、劇場公開とのことですが、劇場アニメにありがちがアレなキャスティングだけは勘弁してもらいたいです。
新人の起用はいいけど、芸能人の起用には気をつけて欲しいな。
三浦理恵子さんやMAKOさんはよかったけど。

尾石達也さんの特集記事

前作ではあれほど存在感を出していたのに、俗・絶望先生では龍輪さんにバトンタッチしてなにをやっているのかと思ったら、ひだまりスケッチ×365に向けて準備しているみたいです。
シャフトには、新房監督を筆頭に大沼さん、尾石さん、龍輪さん、上坪さん、実原さん(パストラル)、伊藤良明さんとすごい人たちが多すぎです。


ひだまりスケッチ(1期)では尾石さんは2話くらいしか担当してなかったはずですが、365はきっと尾石さんの色に染まってしまうんだろうな。どうなるのか楽しみです。
尾石さんとひだまりスケッチといえば、10話の富士山が有名ですが、地上放送版の10話に限っては他はアレでも「富士山」のところは尾石さんっぽくてありなんだけどなぁ。
というか、今となって地上波版の10話はすべて尾石さんの実験だったんじゃないかとさえ思えてくるから不思議。

山本寛さんの特集記事

スケッチブック11話の制作協力に出ていた「Ordet」というのは山本さんの作った新スタジオだったんですね。
先日コメント欄でみなさんとあれこれと予想していたのですが、まさか山本さんご自信で設立したスタジオだとは思いませんでしたよ。
スタジオとはいえ、おそらく今のところは1クールに2,3本捌くくらいのポテンシャルでコンテ、演出、作監、と一部の原画を自営でやって、動画や仕上げは他にお願いする感じでしょうか。
すでにペルソナの6話のコンテが決定しているみたいです。水島監督関連でおお振りのEDやった経緯でA-1 Picturesのお仕事をやっているといったところでしょうか。
バトルシーンは、山本さんがやりたがっている分野でもあるので、おもしろいフィルムが見られるのではないでしょうか。
TSRの2話でちょっとだけありましたが、私もほとんど知らないのですごく楽しみです。

ぼやき

やっぱりアニメ専門誌の情報収集能力はすごいですね。製本して売っている人たちはレベルが違います。
こんなブログ書いているのが馬鹿らしくなってきますよ。アニメ誌は読むもんじゃありません。凹みます。
そもそも一緒にすること自体間違っているんですけどね・・


ペルソナの6話とかもそうなのですが、アニメ誌に1か月分くらいの放送予定でサブタイとかあらすじとかスタッフが載っているけど、あれって野暮だと思うんですよ。
ペルソナの6話は知ってしまった以上は山本寛さんのコンテというのを頭に入れながら、特徴を探りつついいところばかり見てしまうんだと思います。信者の性というやつですよ。少なからずみなさんもそういうところはあるかと思います。
でもそれって誰のコンテかわからないまま見たときに得られる感動と違うような気がします。何も知らないままいいものが見られたときは、お気に入りのスタッフの新しい魅力が発見できるかもしれません。逆に拙いときはお気に入りのスタッフでもそういう判断をしなければいけません。先に知ってしまうことで判断が鈍ってしまうおそれがあります。
純粋にスタッフを当てる楽しみを奪われてしまうというのもあります。


スタッフとか先に知っちゃってるとそういう目で見てしまいます。
アニメ誌や各コミュニティの評判に影響されずに純粋に作品を見たところからコンテ、演出、作画がよかったという印象を大事にしたいです。そういうところから巧いスタッフさんを見つけていけたらいいですね。
アニメの楽しみ方なんて人それぞれなんですけど。アニメ情報のガラパゴス島がめざすところはそこです。