「灼眼のシャナII」のOPが新しくなっていた

今日見ました。今朝見ました。
仕事に出かける前にアキ学チェックしました。
連日、日が変わってから帰宅してたので、週末分のアニメをだいぶ見落としてました。
シャナは先週の展開がアレだったので、うっかり今週から切るところでしたよ。


なんかOP変わってるなぁとなにげなく見ていたら、後半が妙に力の入ったOPになってます。
1期のOPも担当されていたので、橘秀樹さんかなと一瞬思ったのですが、H2Oの監督やっててできるわけないなと却下。
冷静に考えると、あれだけ派手に動かすのは橘さんのやり方ともちょっと違うかなと思い、櫻井親良さんとかの他の親しい人たちの仕事かとも思ったのですが、そういう人たちはもっとヌメっと動かすだろうからたぶん違うだろうし。


そんなこんなで悶々とEDクレジットを待っていたら、まさかの山本寛さんです。
ドクロちゃん2」つながりとはいえ、まったく想像もつきませんでしたよ。
ハルヒに続いて、こっちののいぢ作品にもかかわることになるとは。


おお振りラインでペルソナの予定もあり、A-1 Pictures/アニプレックスのパイプも伺えます。
シャナに参加してJ.C.STAFF作品にも参加するかもしれないですね。
フリーになって半年ちょっとですが、こんなにもパイプができているってことですか。

恐れていたことがついに起きてしまいました。
これだけあったらチェック漏れは必至ですね。これまでの京アニ作品だけチェックしていればよかった状況とは全く違います。


内容。
カメラワークとか注意してみれば山本さんの特徴が出ていますが、今回のはこれまでの山本さんにはあまり見られないスピーディーなアクションで大胆に動かす感じ。「ハレ晴レ」や「もってけ」みたいなきめ細かく丁寧に動かすものとは一線を画すものです。
ビームやら爆発やらの間に見られるキャラの動きも手を抜くことなくしっかりしてます。コマ送りしてじっくり見てみたいシーンです。
・・でも、CG班と撮影班は大変だったろうなぁ。
難を言うなら、ちょっと画面がやかましすぎた感じはあるかもしれません。前述の橘秀樹さんの可能性を否定した要因のひとつとして、橘さんはこの辺のバランスの調整が巧いのです。


山本さんは本来、こういう動きのあるフィルムの方が得意なんじゃないでしょうか。得意というかやりたいんじゃないでしょうか。
たしかそのようなことを枯山水のどっかにも書いてあったような気がします。
アニメ萌え族(仮)としては、あまり得意な分野ではないので複雑な気持ちです。


他のスタッフ。
演出の拙者五郎って・・たぶん、よく知っている誰かなんでしょうけど。
門脇聡さんはOrdetに参加ですか。京アニ辞めた噂は本当だったみたいですね。
門脇さんは版権画はエロ担当で、京アニでは作監が多かったけど、演出家としてもかなり高いレベルの技量を持っています。
らき☆すたで1本だけ演出をやっていましたが、あれはよかった。


シャナIIのOPへのOrdetの参加はサプライズでしたが、個人的にはシャナの本編への参加は見合わせて欲しいなぁ。
シャナIIIの監督をやる布石ってのなら大歓迎です(妄想)


それと、どちらかといえばジェネオン系よりアニプレックス系の仕事をやって欲しいというのもあります。
山本さんであればアニプレックスの方がいい仕事できると思いますよ。というか、アニプレックスじゃないとパフォーマンスを発揮されないんじゃないかと。