偽・うpの(以下略) 第17回を聴いた

ニワンゴの取締役をゲストに迎えてのお話でしたが、そっちの話はなんだか丸く収められてました。
ニコ動の経歴の話とか、設備投資の話とかしてました。設備といえば、聞いた話では都内某所のデータセンターにニコ動のラックが月に2,3本ペースで立っているらしいですよ。タケノコと呼ばれているそうです。


ニコ動の話はおいといて、後半のシャナのOPをOrdetが担当した経緯についての話が興味深かったです。
偽まる氏が仕掛けたもので、山本さんの確認を得ずにまずはJ.Cの松倉PDに相談してみたところ、とりあえず聞くだけ聞いてみようかということになったそうです。
そいで山本さんのところへ依頼にいったら、「是非に」というお返事があったそうですが、山本さん自身は他の作品の仕込みもしているところだったのでコンテだけやって、演出は他のスタッフがやるということで松倉さんとも整理がついた。という経緯だったようです。
松倉さんのところにも声がかかったとなると、山本さんは今後J.C.STAFF作品にも出てくるかもなぁ。


とはいえ、最近のJ.C.STAFFの仕事っぷりはどうにも保守的で好きになれません。
いい仕事はいい仕事なのですよ。間違いなく国内アニメでは高いレベルのアニメを今でも作っていますが、最近のは制作方針がパターン化していて手堅すぎる感じがします。
ビジネスとしては正しい判断なんでしょうけど。


おととい、ジェネオンアニプレックスではアニプレックスの方がいいということを書いたのですが、これのうまい表現がみつかりました。
ジェネオンの仕事は読売巨人軍なんですよ。
他の球団の4番バッターを集めて作ったチームといった感じ。
他の作品で名を挙げたスタッフやキャストを起用してアニメを作っている感じ。
スタッフはそれほどでもないけど、キャストは顕著かなぁ。
トータルバランスが悪いというか、試合の方もホームランか空振り三振かみたいな大味な展開になりがちです。
アニプレックスはロッテみたいな感じですよ。
適材適所でバランスがとれてて、走塁やエンドランでつなぎのゲーム展開みたいな。
山本さんにアニプレックス作品をやって欲しいというのはそこの期待があるのですよ。山本さんに必要な部分を補ってくれるスタッフを補強してくれるのがアニプレックス
そう考えると、製作というのは球団に例えるとフロントみたいな位置づけなんだろうなぁ。
・・感覚的な話なのでわかりづらくてどうもすいません。