「かんなぎ」原作読んでみた
原作買って読んでみました。
- 作者: 武梨えり
- 出版社/メーカー: 一迅社
- 発売日: 2008/02/09
- メディア: コミック
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朝霧とか神無月みたいなガチンコ巫女バトルを予想していたのですが、ゆるゆるなギャグとちょっとのシリアスなお話でした。
4巻まで読んでみたのですが、今後シリアス面が色濃くなっていきそうな雰囲気でしたが、今後もゆるゆるな部分も残していってもらいたいです。
作者の武梨えりさんはTYPE MOONのアンソロ描いていた方だそうですが、なかなかによいセンスをお持ちのようです。
あとがきマンガ読んでみたら、結城心一師匠とも仲良しのようです。
結城心一師匠といえば、ひめなカメナの3巻が出たそうで、「結城心一自己新記録更新」の文字が踊ってて最高に笑いました。
結城心一さんは登場人物を後戻りできないような壊し方をするので作品が短命なんですよ。
ももえサイズで唯一まともだと思っていたたまちゃんが話が進むごとにどんどん人外な存在にになっていくのが印象的です。
でも、実はLeafのアンソロ本が5冊出ているのですよね。毎回タイトルが違うけど。
かんなぎの装丁デザインがよつばスタジオの里見英樹さんでしたが、結城心一さんの装丁デザインも手がけていることからそういうことなのかもしれません。
里見さんの装丁はシンプルな中にもセンスがあふれてます。
さて、アニメ化の話題ですが。
http://www.nagisama-fc.com/anime/index.html
決まっているところはこんな感じ。
- 監督:山本寛
- 脚本:倉田英之
- 制作:A-1 Pictures
というか、なんですかこの俺の妄想がそのまんま具現化したようなスタッフは。
エイプリルフール企画のために思いつきで考えたようなスタッフですよ。
そりゃこの組み合わせは私も考えましたよ。でもふつうに考えたらありえないし、自分の趣味丸出しなので恥ずかしくて書けやしませんよ。
ともあれ、あとはキャラデザとキャストが気になります。妄想ではキャラデザは石浜さんあたりがやってくれるのがいいのですが、舛成監督のがあるから無理でしょうね。ちなみこの妄想の先には、山本さんとかみちゅ!のヌメっと動かす人たちが一緒に仕事したらどうなるんだろうというのもあります。見てみたいような見てみたくないような複雑な気持ちです。
キャストは音響監督次第。かんなぎは鶴岡さんじゃなく菊田さんがいいなぁ。楽音舎以外だったら岩浪さんとか。でもやっぱり菊田さんがしっくりくるような気がします。
音楽は神前さんにこだわる必要はないんじゃないでしょうか。そりゃ神前さんだったらうれしいけど。
ということで、この少ない情報でいろいろ妄想してみました。
脚本が倉田さんというのは制作のA-1ってところからアニプレックスつながりで落越Pあたりから声がかかったという線と、かんなぎを連載している一迅社REXで「ハンド×レッド」の原作を手がけているところの2つの線が考えられます。
かんなぎの脚本が倉田さんという人選は、けっこういいセンいってると思います。あとは横手美智子さんか上江洲誠さんかなぁ。
脚本家はシリーズ構成的なプロットのセンスとセリフの部分のスクリプトのセンスが問われることが多いのですが、倉田さんはどちらかといえばスクリプトのセンスに光るものがある脚本家です。
ギャグパートのテンポの良さは山本演出との相性もよさそうなので今から楽しみです。
シリアスパートはちょっと不安。倉田さんはいつも終盤の展開に不安があります。バンブーブレードも大丈夫かなぁ。