7月開始アニメの予習

4月アニメは不作だったなぁ。もちろんおもしろい作品もあったけど、比率的に不作でした。
さすがに1月から半年も不作が続くと、精神的にきますね。心の渇水状態です。アニメオタクはおもしろいアニメを見ている時が幸せなのですが、それを取り上げられてしまっているここ半年くらいはしばらく不幸だったわけですよ。
アニメオタクは他のことで幸福感を得られることが難しい人種なので代償行為としてアニメ見て幸福感を味わうわけで、たとえばカノジョができましたとか、それ以上の幸福感を味わうことでアニメオタクに戻れなくなる可能性があります。
アニメオタクを続けられないことは不幸なので、それ以上の幸福感を味わうことのないように自分の行動に制限を課すのですよ。
・・あれ?


前置きが長くなりました。
2008年下半期を幸せに過ごすために、7月アニメの予想です。
今期分終わっていないアニメもあるので、来週にしようかとも思ったけど、6月中に特番が入ったりするのでこのタイミング。

ひだまりスケッチ×365

http://www.tbs.co.jp/anime/hidamari/
7月アニメといえばやっぱりこれですよ。
前作は冬に開始でしたが、今回は夏開始。
キャストは同じ、スタッフもほとんど変わってないので前回同様のひだまりスケッチが見られるんじゃないかと思います。
細かいところでは前作は上坪亮樹さんがチーフディレクターでしたが、今回はどうも尾石達也さんがそういう役割を担っているんじゃないかという噂があります。
SHAFTは前作の同時期、ネギま!?とかけ持ちしてました。尾石さんはネギま!?で一所懸命OP作ってたりとそっちの参加が多かったみたいなので、ひだまりに乗り出してどういうフィルムになるのか興味深いです。
富士山の汚名返上ということで。
4月のSHAFTは放送作品制作してなかったみたいなので期待できるんじゃないでしょうか。

鉄腕バーディー DECODE

http://www.birdy-tv.com/
最初に聞いたときは、今頃「鉄腕バーディー」かよと思ったものですが、製作がアニプレックスということでスタッフ陣が尋常じゃないですね。
監督はエスカフローネヒートガイジェイなどのサテライト関連作品を多く手がけた赤根和樹さん。シリーズ構成は最近ムネモシュネで記憶に新しい大野木寛さん。
キャラデザ・総作監は作画系マニアの方に評判の高いりょーちもさんです。
アニプレックスはスタッフ集めるのうまいなぁ。
赤根さんでサテライトじゃないところにちょっと違和感を感じるけど、サテライトは最近忙しそうですからね。無理しなくて正解です。ここのところせっかくサテライトのクオリティがあがってきたところなんだから。自分たちのできる範囲での仕事に留めているあたりが最近のサテライトのクオリティの高さを物語っているんじゃないかと。
逆にA-1 Picturesが無理してるんじゃないかと心配です。余計なお世話ですか。そうですか。


作品的には萌え分が少ないので、アニメ萌え族(仮)の守備範囲外れるんだけど、たぶんこの作品はシリーズ構成というかストーリー的に見せ場が多い作品になると思います。りょーちもさんなのでもちろん作画面も気になるけど、私はストーリーの方に期待しながら見てみたいです。

セキレイ

http://www.sekirei-tv.com/index.html
アニプレックス三本目。
これもおもしろいスタッフが集まってます。
セブン・アークス制作で監督が草川啓造さん、キャラデザが友岡新平さんです。
友岡さんはベルカ式作画で有名な斉藤良成さんとセットでお仕事されることが多いです。
シリーズ構成は吉岡たかをさんですが、せっかくのセブン・アークス制作なので都築真紀さんがゲスト脚本とか書いてくれたらうれしいな。
声優さんは井上麻里奈さんや阿澄佳奈さんがいたりと、アニプレックスらしいキャスティング。
だいぶ前からキャストは決まっていたのかも。

ストライクウィッチーズ

http://s-witch.cute.or.jp/
高村和宏さんが初監督。
ガイナックスで特徴的な萌え絵を描くアニメーターさんですが、ついに監督ですか。
斎藤久さんの例もあるので、ひょっとするかもしれません。
スタッフもすごい。
監督・キャラデザが高村さん。助監督がまじぽか八谷賢一さんです。
公式サイトのトップ絵の第一印象がそれだったのですが、平田雄三さんがキャラの総作監になってます。
あれ?REMIXは?
美術が小倉工房。xxxHOLiCの美術も小倉工房。いつもいい仕事してます。
声優さんも堅いし、不安要素といえばGONZO制作というところくらいだけかなぁ。
GAINAXやREMIXが作るよりは良かったかも。
萌え分が多めなのがウレシイ。アニメ萌え族(仮)としては多少アレでも目を瞑りますよ。

ゼロの使い魔 〜三美姫の輪舞〜

http://www.zero-tsukaima.com/index.html
シリーズ三作目。
連作障害でたいてい二作で寿命を終えることが多い中、三作目まで続くのはめずらしいですね。
スタッフは二作目とほとんど変わらない様子。個人的には今度こそ木村真一郎さんに監督をやってもらいたかったところですが。
モノクロームファクターが2クール目に突入しそうなのですが、紅優監督大丈夫でしょうか。余計なお世話ですか。そうですか。

恋姫†無双

http://www.mmv.co.jp/special/koihime/
キャラデザが大島美和さんです。
視聴決定。

乃木坂春香の秘密

http://www.nogizaka-haruka.com/
名和宗則さんの久々の監督作品。
キャラデザ・総作監石野聡さんということで、これも視聴決定です。
典型的な萌え作品ということで、女性声優がたくさん出てきますが、岩浪さんらしい偏りのないキャスティングです。

魔法遣いに大切なこと 〜夏のソラ〜

http://www.sora-mahou.com/
久しぶりのテレ朝深夜アニメ。
制作がJ.C.STAFFからハルフィルムメーカーに変更。
この変更はありだなぁ。
監督が小林治さんですが、小林さんはこういう作品得意だったかなぁ。余計なお世話ですか。そうですか。

スレイヤーズREVOLUTION

・・これはないわ。
21世紀にもなってこれを新作としてやる必要はあるの?いくら今年に入ってコンテンツ不足なアニメ業界だとしてもですよ。
シャナがビジネス的にはいちおう成功したという認識だったのでしょうか。


こういう企画が出てきてしまい、そのまま通ってしまうあたりがスタチャのいちばんの問題点だと思う。
誰か止める人いなかったのか?
・・いないよなぁ。そういう風潮の会社だよなぁ。


いったいどういう客層を狙っていたんだろう。
旧作の視聴者は最近のアニメに目が肥えているだろうし、新しい視聴者も厳しいだろうし。
ロストユニバースやトライゼノンってのはビジネス的にどうだったんだろうね。

まとめ

本数は少なめですが、7月アニメは粒ぞろいになりそうです。
微妙なクオリティのアニメを量産されるよりはずっと生産的ですね。
萌えアニメが増えそうだし。腐女子アニメもほどほど残っているみたいなので、萌えオタと腐女子の共存もはかれそうです。