WORLD DESTRUCTION 第3話

前回2話が早くもアレな感じだったので、激しく心配だったのですが、今回はがらりと変わってよかったですね。
ARIA the ORIGINATIONとかの前例があったおかげで、一人原画っぽいというのは感づきます。石川健介さん。第一原画でということで第二原画が入っていたけど。
コンテ、演出、作監も含めて石川さんが全部一人でやっていましたが、コンテも演出も一人でやってしまうケースではアニメーターさんの個性が強く表れるから逆にわかりやすいです。というか、全編通してあれだけ個性が強いとさすがに一人でやってるんだなと気がつきます。
そいで見た感想ですが、確かにすごい。一人原画だとここまで徹底的にがんばれるものなのかと感心しました。光と影のコントラストを大胆に表現するような手法が目を惹きました。このへんが特徴的でした。
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光の表現でも、こんな具合にフレアが多用されています。3,4年くらい前のグロス請けてた頃の京アニがよくやってました。

アナログのセル画の雰囲気を感じさせる表現で、80年代後半から90年代初頭のOVA作品を見ているような感じです。


一人原画といえば、最近記憶に新しいのは、ARIA the ORIGINATION井上英紀さんとかSchoolDaysの6話の田中宏紀さんとか。
ARIAもアニメーターさんの個性が強く表れていました。
SchoolDaysはちょっと難しかったです。あれは演出が違う人でした。

*1:©SEGA/WD製作委員会