「かんなぎ」インタビュー 第2回はシリーズ構成の倉田英之さん

山本さんのインタビューは普通のインタビューでしたが、倉田さんのは内容は普通でもボキャブラリーがぶっ飛んでるので、そういうエンタテイメントなのです。
http://www.nagisama-fc.com/anime/interview/index.html


さておき、インタビューの内容で一番気になったところはやっぱりここでしょうか。

Q.今回は全話の脚本をお一人で担当せず、本田透さんや高橋龍也さんを登用した理由についてお聞かせください。
A.異なるジャンルの文章書きさんに依頼することで、日本のアニメ脚本界に新たな風を吹き込めるのでは、と思って声をかけてみました。成果は皆様でご判断いただきたく思います。

びっくり。
今回は、全話脚本やらないんですか。黒田洋介さんと組む場合を除けば、倉田さんが全話脚本やらないのは、おそらくはじめてです。
これが吉と出るのか凶と出るのか。
たとえば、最近の黒田さんの場合は脚本を他の人にばらまくといい結果にならないことが多いのですよ。
もっとも、最近の倉田さんは仕事量は半端じゃないですから。一時期の黒田さんの仕事量に近いものがあります。
「ザ・宇宙ショー(仮)」とか「ツインエンジェル」とか。冬には「明日のよいち!」も予定されているじゃないですか。


本田透さんはみなさんのがご存知かと思いますが、高橋龍也さんは黒田洋介さんの古い友人です。古いといっても2000年初期の頃ですけど。
水無月徹さんと一緒にLeafを辞めたくらいのときに水無月さんと一緒にお友達になってました。オルフェの日記に書いてました。
黒田さん、高橋さん、水無月さんはマブダチレベルに仲がいいです。おそらく倉田さんもそうなんでしょう。倉本にも出てくるし。
以前より、エロゲ界隈には凄腕のシナリオライターが揃っているという指摘をさせていただいてたところなので、こういうのは大歓迎です。
高橋龍也さんは「明日のよいち!」でも倉田さんと一緒に脚本をやるという噂がありますね。
本田透さんはどうなんでしょう。いろんな活動はよく目にしますが、純粋にシナリオライターとしての実力は未知数です。雑破業さんが「ちょこシス」ではじめて脚本をやったときみたいな印象です。
というか、本田透さんは個人的に苦手なタイプです。
オタクであることを前面に出して売りにしているあたりにモヤモヤしたものがあるのですが、おそらく自分自信がオープンにできないことに対する嫉妬心や、自分にとって触れられたくない、内面にしまっておきたかったこととの既視感によって自分の内面が暴露されたような錯覚に陥ったのではないかと、自分を客観的にみてみるわけですよ。あなたとは違(以下略)
先日の腐女子のときにつけられたコメントで

なまえ 2008/09/04 21:26
腐女子を露出すんな馬鹿

これの気持ちがよくわかりました。
本田透さんは苦手なタイプかもしれんけど、なんで苦手なのかよくわかったから、酒でもひっかけながら話し合えば仲良くなれそうな気がします。


また話が逸れた。

Q.最後に、ファンに向けてメッセージをお願いします。
A.激戦区となりました秋のアニメ新番ですが、地味に丁寧に作っておりますので皆様よろしくお願いします。みんなで応援してヤマカンを“完走”させましょう!

がはは。まったくだ。
失敗してもいいから、今度こそ完走してもらいたいです。失敗から学ぶべきことも多いのですよ。最後までやらなければ学ぶことすらできません。
失敗だと困るけど。