化物語と登場人物

7月開始アニメで一番楽しませてもらっている化物語ですが、この作品を見てて思うのは登場人物の使い方が巧いなと。
「ひたぎ」、「まよい」、「するが」そして現在4人目の「なでこ」が登場してますが、すでに登場した人物を効果的に配置して次のストーリーを進めていくあたりが巧妙です。ついでに個人的には登場人物の名前覚えるの苦手なのでとってもありがたいです。
キャラクター設定とかけっこう大変だと思うのですよ。次のストーリーに絡ませるためにも設定が必要なわけで。
次のストーリーを進めるために都合のよい、全く新しいキャラクターを登場させてしまえば楽なんだろうけど、あえてすでに登場した人物でドラマを展開させるというのはきっと難しいんだと思います。
よく観察してみると、化物語ではそれぞれのストーリーが展開しているときに、そのストーリーだけの登場人物がいないことに気がつきます。回想だけの人物とかはいたけど。
最小限の登場人物なんですよ。


ドラえもんサザエさんみたいなのも登場人物が少ないじゃないですか。登場人物を効果的に使えているかどうかというのは作品を評価する上でのポイントなのかもしれません。
いや、別に某魔法先生やリリカル的な魔法少女を否定するわけではないんですけどね。あれはあれでおもしろいし。


そういえば、「ひだまりスケッチ×☆☆☆」が製作決定だそうで。シャフトつながりというわけでもないのですが、とにかくおめでとうございます。
それから、ファンとしてありがとうございます。すごい楽しみです。
あの作品も少ない登場人物を効果的に使ってますよね。