エレメントハンターを見始めました

最近、お子さんの間で元素が流行っているらしいのですよ。先日会社のバーベキューに行ってきたら、連れられてきたお子さんがやたら元素に詳しくて、周期表を暗唱していたのです。
ランタノイドアクチノイドまで暗唱してましたよ。
エレメントハンターかなぁと思って聞いてみたら、やっぱりそうでした。


エレメントハンターは録ってはいたのですが実は見ていませんでした。ちょっと前にザッピングに引っかかって総集編みたいなのを見たことがあったくらいです。
そのときの印象は。

  • 子供たちが元素を集めている
  • 元素がモンスターに擬態化している
  • 化学反応させて、モンスターから元素を回収する

といった感じ。そのお子さまにこういうアニメだよね?と聞いたら、全然違うよというのです。
違うと言われると気になるので家に帰って録っていたのを確認しましたよ。


確認で見たのは銀(Ag)の回です。
銀が擬態化したモンスターが出てきて、臭素(Br)の武器で攻撃して臭化銀(AgBr)にして、写真感光剤の原理で光に当たると銀が取り出せるというエピソード。
・・違わないよな。
お子さまに言ったとき、厳密にはモンスターが「化合物」になっていて、化学反応で元素を取り出すみたいなニュアンスだったような気がするので、お子さまはそういう細かい違いが気になったのでしょう。自分も子供の頃は細かいことを指摘して、相手より優位に立っていることを誇示するような嫌なガキだったような気がします。ほほえましいものです。
元素をモンスターに擬態化させるために用いた手法というのがボース=アインシュタイン凝縮ということで、化学というよりもはや物理です。おとなでもちょっと化学をかじったくらいでは理解不能ですよ。
しかし、ボース=アインシュタイン凝縮とか言っているお子さまはかわいげのない感じですね。


なんにせよ、元素が擬態化したモンスターというのは、モンスターか美少女かという違いだけでOSを擬人化させるのとコンセプト的にはどっこいどっこいだななんて思った次第で。
美少女化するのは趣味が悪いということで、PTAのみなさまはご立腹されたりするのでしょうね。


中身については、中山さらさんが良かったです。エンディングで合いの手を入れるところがかわいいですね。
ゆめりあの九葉ちゃん以来の当たり役じゃないかと。中山さんはもっといろんな作品に出てもいいと思うんですけどね。フェチズムを感じさせる特徴的な声の持ち主でいらっしゃいます。
ちなみに中山さらさんはスーパーリアル麻雀P5に今とは違う名前で出演していました。
P5のヒロインは3人いたのですが、そのときの声優さんは中山さらさん、山崎和佳奈さん、丹下桜さんという凄まじいメンバーでしたよ。
もちろん全員麻雀に負けたら脱ぎます。セリフ付きで脱ぎます。
セガサターン版が出たときは発売日に買いました。今も持ってますよ。久しぶりにやりたくなったなぁ。
最後の丹下桜さんが強いんですよね。いや、丹下桜さんが強いんじゃなくて晶が強いんですけどね。
ちなみに、この3人はママレードボーイでも一緒になることもありました。山崎さんと丹下さんはレギュラーでしたが、中山さんは名前無しの端役で出ていたような気がします。


話が逸れた。
先週回収した元素は銀でしたが、今週はチタンとバナジウムだったようです。
内容はおいといて、今週特徴的だったのは、コンテと演出・作監が全部海外だったこと。
ついにコンテまで海外に委託するようになったんですね。演出や作監は見たことあったけど。コンテもオフショアという作品は初めて見たかも。
品質については・・まぁアレですよね。もっとがんばっていただければなと・・


今後も忘れていなければ気が向いたときに見ていきたいです。