キディ・ガーランドのSF考証がキディ・グレイドよりも落ちている

キディグレイドの時はもう少し量子力学的に納得のいく考証が与えられていた思うのですが。
たとえば、リュミエールの能力が通常は電子機器を操るパペットだけど、実は電子だけでなく素粒子を操ることができるパーティクルだったとか、アールヴをのみこんだデュカリオンの変換炉はE=mc^2的に粒子をエネルギーに変えることができるとか。
デクステラさんとシニストラさんのモノディメンジョンストリングの発想もおもしろかったです。


今回のキディガーランドの場合。アスクールの能力は瞬間移動でク・フィーユは未来予知。
・・なんか急にオカルト方面にベクトルが向いちゃったなぁ。
キディガーランドは科学が発達した未来の世界というよりも、魔法が発達した世界ですか?
とある科学の超電磁砲」みたいに、科学が進歩して超能力を得ることができましたという例もあるので、科学と一緒に魔法も発達したというのもそれはそれでそういう世界観ということでもいいのですが、キディグレイドから受け継いだ世界なので、せめてそのへんの整合性はとって欲しかったような気がします。
後付けでもいいので、なんか考証を与えて欲しいな。


今、テキトーに考えました。
瞬間移動は存在の情報を分解し量子化したものをヒッグス粒子を媒介にして任意の座標に再構成する能力とか、未来予知は対称性の破れによって不連続となった時間と連続した時間を同時に観測することで位相のずれにより未来の情報を取得する能力とかどうでしょう。
エクレールリュミエールが時間を凍結しているのは、エクレールのパワーとリュミエールのパーティクルでブラックホールを生成してシュバルツシルト半径にとらえることで、相対論的に時間の進み方が遅れるというメカニズムも考えてみましたよ。
・・余計なお世話ですかそうですか。
というかツッコミどころ多すぎですか。