刀語　60分アニメの内訳

刀語　2話おもしろかった。
つか、田村ゆかり嬢のとがめはハマリ役ですね。ものすごく自然に演じてます。
ここ数年来のハマりっぷりだと思います。

刀語の60分というフォーマットはさぞや難しいフォーマットのアニメかと思われますが、通常フォーマットの30分を水増ししただらだら展開というわけでもなければ、欲張ってあれこれ詰め込むわけでもなく、きっちり60分をちょうどよく使い切ってます。

ほんとに60分やってるのか気になったので調べてみました。

■刀語　2話

アバンタイトル	4分20秒
OP＋前提供	1分40秒
CM(1)	2分00秒
Aパート	14分00秒
CM(2)	2分00秒
Bパート	4分55秒
CM(3)	2分30秒
Cパート	11分30秒
CM(4)	2分30秒
Dパート	11分20秒
ED	1分30秒
次回予告＋後提供	40秒

CMを除いた部分：49分15秒
ストーリー部分：46分05秒

ちなみに、30分アニメのフォーマットとも比べるために、今週のソラノヲトも調査。

■ソ・ラ・ノ・ヲ・ト　6話

OP＋前提供	1分40秒
CM(1)	1分00秒
Aパート	9分10秒
CM(2)	1分30秒
Bパート	12分00秒
ED	1分30秒
CM(3)	1分00秒
次回予告＋後提供	20秒

CMを除いた部分：24分40秒
ストーリー部分：21分10秒

普通に30分アニメを2本放送するよりも、正味ストーリーの部分が約4分多いです。
1話につきアバンタイトル1つ分多めに作っている換算ですが、これが12話分となると48分になるわけで、1話分多めに作ってるのと同じ計算です。
制作費を1話分多めに要求できるかもしれませんよ。

おそらくこの4分はとても重要なんだと思います。いままでの60分アニメにはなかったと思います。
60分のフォーマットをアニメで埋めることに貢献しており、CMを2分程度に抑えることに成功しています。CMが短いと見ている側はストーリーに集中できるという効果が得られます。メリハリが付いていい感じです。
昨夜はリアルタイムで見ていたので、CMもちゃんと見ていましたが、2分は普段よりも長いけど、嫌な感じはしなかったです。

そういえば、前回言及するの忘れましたが、この作品WHITE FOX制作ですよね。
WHITE FOXで元永監督というのも意外性があります。
最近の元永さんはあまり条件がよくなさそうな環境でのお仕事が多かったみたいでしたが、今回はアニプレックスとWHITE FOXの後ろ盾を得たことでさっそくいいパフォーマンスが発揮されているようです。