2011年4月アニメ 答え合わせ

3月に入って急にバタバタしてしまい、予習忘れてました。
だいたいひととおり終わったようなので、ひとくくりで所見をここらで述べてみたいと思います。

DOG DAYS

都築真紀さんがとらハのivoryで手がけた「わんことくらそう」のアニメ化なのかと思ったら、そういうわけでもないみたいです。
なのはと比べてバトルがガチンコじゃなかったりするあたりがなのはファンにとっては若干物足りなさを禁じ得ないところではありますが、なのはのストーリーでも絶対的なワルモノがいないというあたりからも、都築さんの根っこの部分のポリシーが具現化した設定なんじゃないかなと思う次第。
エロゲで有名になった都築さんではありましたが、とらいあんぐるハートでも「みんないい人」で「ほんわか作品」をめざしていたようなので、今回のアスレチックバトルも妥協点だったんじゃないかなと。


製作委員会がかなりおもしろいことになってました。
アニプレックスセブン・アークスキングレコードバンダイナムコ、グッスマ。
映像販売がアニプレックスで、音楽販売がキングレコードバンダイナムコでゲーム化が決まってて、グッスマは立体化ですか。
大規模なプロモーション展開。商材てんこ盛り。
なのはでは大量に立体物の商材が出回っていましたが、グッスマが独占するということですか?
figma作りまくりですか?


音楽のキングレコードも、OPは水樹奈々さんで、EDは堀江由衣さんと分けてきました。
VC事業部とスターチャイルドの両方が関わるというのはめずらしい。

日常

京アニ作品。
石原立也さんが監督ですが、副監督の石立太一さんの方が注目です。
石立さんは最近目立った活躍していなかったのでどうしたものかと思っていたのですが、こちらの準備をしていたのですね。
ちっともセンスは衰えていないようで、京アニ飛び出していったどこぞの演出家(あいつはもう知らん)とは大違いで、しっかりとその域をめざして着々と経験と実績を積んでいるようです。


声優陣はあいかわらず鶴岡陽太さんがどこぞで見つけてきた可能性がありそうな声優さんを大量に青田買いしてきた感じで。
よく見つけてくるなと感心しつつも、しっかり育てるからすごいよな。あの人たちは。(菊田さんも含む)
みお役の相沢舞さんはMUNTO(TV版)に出てた人ですよね。
ユメミとはだいぶ雰囲気の違う役ですけど、遅れて声が出てくるような声の粘度の高さは健在のようです。

花咲くいろは

P.A.WORKS鳴り物入りではじまったアニメ。
True Tearsのような昼ドラ的な展開を懸念しつつ、今後の展開を生温く見守っていきたいと思います。
声優さんの使いどころがおもしろかったです。

俺たちに翼はない

よくわからなかった。
ウシロシンジ監督らしいといえばらしいかなと。
部分部分で見るとおもしろいけど、最終話まで見て結果的に内容に物足りなさを感じるよりも、はじめから内容に期待を持たせずに部分部分のおもしろさにフォーカスさせるということを考えているのであれば、斬新なコンセプトです。
真実はよくわかりませんよ。


確かこの作品。ゲームのプロモを細田直人さんが作っていたはず。
アニメ化にあたって細田さんじゃ無くなっちゃったんですね。


声優さんは主にテレビのスピーカーから聞く機会よりもパソコンのスピーカーから聞く機会が多い声が聞けました。
でも、パソコンで聞いた声と違う名前のひとばかりだったので、たぶん違う人たちなんだと思います。
そっくりな声の人もいたもんだなぁ。

Aチャンネル

OPが石浜真史さんでした。いつものノンクレジット版を作りようがないOPでした。いいセンスです。
そいで、EDは細田直人さんです。豪華。


監督が「咲」の小野学さんで制作がStudio五組。聞いたことないスタジオでしたが、名前や監督との組み合わせからしGONZOの第5スタジオのことだろうとおもってググってみたら、どうやらGONZOからのスピンオフで立ち上げたスタジオのようです。

けんぷファー fur die Liebe

EDがやまとなでしこでした。
・・それだけ言いたかったんです。すいません。

神のみぞ知るセカイII

倉田さんの脚本で続編が出るのはめずらしい。
バンブーブレードとか、明日のよいちとか、かんなぎはどうなった?

星空へ架かる橋

転んだ拍子にチューをするという展開をあきれながら拝見させていただきました。なんの開き直りですか!?
大河原晴男さんのキャラが動くのを楽しみにしながら次回もがんばって見たいと思います。

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。

長井龍雪監督で、田中将賀さんのキャラデザということで、とらドラのスタッフです。
脚本も岡田麿里さんだし、いっそJ.C.STAFFが作ればいいのにと思うのですが、なぜかA-1です。
A-1はすでに他である程度の評価が得られたモデルを自分のところに持ってくる傾向が見られます。
来年くらいには島田満さん、山本天志さん、伊部由紀子さんがA-1で魔女っ子アニメを作っているんじゃなかろうか。


めんま役の茅野愛衣さんは夢喰いメリーの勇魚さんですね。
いい声優さんです。

まとめ

リーマンショック以降減ってきたアニメの本数も徐々に回復しているようです。
とはいえ、4月ということもあり、長編アニメの入れ替えでキッズ向けのアニメの開始が多かったようです。
本数は別としても、それぞれのアニメのクオリティは維持されているようなので、ありがたいことです。