魔法少女まどか☆マギカ 見た

10話以降、放送を見合わせていたまどかマギカでしたが、昨夜未明に残りの話数が一挙放送されました。
先ほど見終わったところです。


かなり見ごたえがありました。
一挙放送も相まって、かなり集中してみることができましたよ。
10話から展開がガラッと変わるじゃないですか。普通にアニメなら第1シリーズ、第2シリーズにしてもおかしくないくらいの変わり様です。
9話までの展開をテレビシリーズでやっておいて、視聴者をやきもきさせながら続きは劇場版というパターンに近いものがありました。
1クール作品とは思えないような内容の濃さです。10話以降の内容の濃さは、すべてのコンテを福田道生さんが切っていたんじゃないかと思えるような詰め込みっぷりです。
たとえば、10話からのほむら回想シーン。10話のはじめ、1周目をわずか10分未満でこなしてます。かなり濃い内容でしたが、10分足らずでもちゃんと伝わりましたよ。
10話と最終話の12話のコンテは笹木信作さんという方が担当されているのですが、調べてみたらジブリ出身の演出家さんのようです。
これまで新房作品にはあまり関わっていなかったようですが、まどかマギカではけっこうな本数を担当されていたようです。


まどかマギカシリーズディレクターをしていた宮本幸裕さんは現クールでは電波女と青春男シリーズディレクターを担当されているので、もしかしたらこちらでも笹木さんが何度かコンテを担当するかもしれないです。
注目していきたいです。


んで、ストーリーですが、完全に虚淵玄さんにしてやられたなと。
これまで魔法少女アニメの定番には全く迎合しない潔さ。自分の書きたい世界という軸があって、魔法少女のフォーマットに当てはめてみただけといったような作品でした。全く軸がぶれていません。
定番の魔法少女アニメを期待していた人たちにとっては完全に裏切られた形です。反面エロゲ界隈の虚淵ファンにとっては、やってくれたなとニヤケ顔で大絶賛していることでしょう。
なんにせよ大成功です。
今後も虚淵さんにはアニメでも脚本書いてくれることを期待してます。