フォトン

そんなわけで、フォトンを鑑賞。
DVD版は1本に全部入っているのでおトクですよ。

フォトン コンプリートエディション [DVD]

フォトン コンプリートエディション [DVD]

舛成孝二監督で、黒田洋介さんが脚本・シリーズ構成というスタジオオルフェの典型的なパターン。
でも、今まで見てなかったんだよな・・


梶島正樹さんでAIC制作のオニロなので、どう考えてもパイオニアLDCなのですが、実はフォトンだけはスターチャイルドです。
同時期にもりやまゆうじ監督のジャングルDE行こうというのもあったのですが、このへんが不自然にスタチャ作品なんですよね。


フォトンの主要な情報を入れておくと。

キャストは

結論から言うと、あまりいけてないですね。
OVAにしては少々雑な感じ。
まぁ、こういう作品もありますよ。


でも、1話と4話は光ってました。
1話は無駄にクオリティ高いんですよね。
絵コンテが舛成監督で、演出は元永慶太郎さん。
原画に、へらくれすの小船井充さんと渡部圭祐さん、それに平田雄三さん、大河原晴男さん、田中比呂人さん。
4話には松原秀典さんもクレジットされてます。


もっとも4話については舛成監督の予告作画のがみどころ満載ですけど。
それとEDはいつもの舛成演出でしたよ。


全体的にエロいです。
エロ満載。
AICなのでお風呂のシーンもあり。
あと、痛い。
ギャグの表現としてのものもあるけど、血とか骨とかけっこうリアルに流れたり折れたりしてます。
たぶん、この作品ってCSとか流れたこと無いと思うけど、流れない理由がちょっぴりわかったような気がします。
今後流れるとしても、ペアレンタルロック付きですね。


エロにもかかわらず、声優さんもがんばってますよ。
キーネ役の黒田由美さんって、ココロ図書館であると姉役でもあるんですよ。
ココロ図書館がはじまるときに、あると役が黒田由美さん(市原由美さん)だと決まったときに「Vガンダムシャクティ役」と言うところを黒田洋介さんが「キーネアクアと言え」と正したエピソードは有名。


あと、アウン役の堀江由衣さんですね。
ホァーのベストアルバムの1曲目に入っていたちょっぴり音程を外した歌が入っていたけど、あれがこの作品のEDとして採用されています。
初々しい頃のホァーが聞けます。
実は、鉄コミュニケイションの開始が1998年の秋なので、フォトンの方が1年くらい先のようです。


LDということで、ライナーノーツが封入されていますが、これもけっこう重要な情報源。
フォトンの企画は黒田さんが3時間で作ったものがベースだそうです。
それと、ノベライズで羽音たらくさんが描いた挿し絵が載ってました。
これはマジでうれしい。
あと、フォトンのライナーノーツのレイアウトは神宮司訓之さんがやってたみたいですね。
実は天地無用とかのライナーノーツも神宮司さんがやってたのかもな。