「涼宮ハルヒの憂鬱」と「怨念戦隊ルサンチマン」

何から書いていいのやら。
とりあえず、画像を貼っておきます。

ついでに、ここも一緒に参考。
http://kuals.hp.infoseek.co.jp/works/1997/staff.html
ひょっとしたらまずいかなと思ったので、今回の話に関係ないところは加工してあります。
コムーロ大帝については後述・・


涼宮ハルヒ石原立也さんが監督ってことになっていますが、1話に自主制作持ってきたこととか、このあと述べるスタッフの集め方をみた感じだとシリーズ演出の山本寛さんの影響力大きさ伺えます。


まずは、音楽を担当している神前暁さん。
涼宮ハルヒの音楽を担当していますが、ご覧の通り怨念戦隊ルサンチマンでも音楽担当しています。
神前さんはナムコを経て現在はフリーだそうですが、この当時は吉田音楽製作所という、京大の音楽サークルで活動していました。
ルサンチマンは1997年制作ですから、かれこれ10年くらい前のことになります。
神前さんがナムコで本格的に活躍をされる前からお二人は知り合いだったということで、スタジオ枯山水にある「大反省会」の第2回を読むと、ふたりは高校の同期だそうです。
http://web.kyoto-inet.or.jp/people/kanku/event2.htm


その神前さんはコムーロ大帝としてルサンチマンに出演していらっしゃいます。
「ローリー神前」になっていますが、サイト上の出演者リストには「神前暁」になってます。
「神前」はあっているのでおそらく同一人物ってことで間違いないでしょう。
さすがに顔出しはまずいと思うので加工しておきました。
なんかよけいにまずい感じになってしまいましたが、まぁ気にしない・・・いや、やっぱりゴメンナサイ。。


それと、さっき見直して新発見。
ルサンチマンのEDクレジットに「造形」と「メーキング制作」に村元克彦さんのお名前が確認されました。
村元さんは、ハルヒの4話と6話の脚本を担当されています。
どっちもアニメーションDO制作分です。
AIRフルメタではアニメーションDO制作分の絵コンテ・演出を山本寛さんがやっていたように、いまのところハルヒアニメーションDO制作分の脚本を村元克彦さんが担当されているようです。
山本さんがシリーズ演出になってアニメーションDO制作分にかかわることができなくなったので、ルサンチマンの頃からつきあいのある村元さんがかわりに参加しているとか一瞬考えたのですが、これはちと考えすぎ。
あまり必然性は感じられません。


村元さんについてちょっと調べてみたところ、京都アニメーションに所属しているというのはまぁ当然として、これまでは総務、制作進行、制作マネージャーといった肩書きでのお仕事が多かったようです。
タクティカルロアの脚本を書いた兵頭一歩さんとかも制作進行から文芸やって脚本書くようになったようですし、こういうパターンって多いみたいですね。


もうひとつついでに、枯山水にある「大反省会」について。
id:Youth-Kさんのルサンチマンの反省会を読んだ感想でも書いていらっしゃいますが、専門用語が多すぎて一般人には置いてけぼり感が否めません。
http://d.hatena.ne.jp/Youth-K/20060510


先日の京アニ本(アニメーション制作の手引き)を購入するのに決定づけたのもこの反省会に起因していたりします。
アイリスワイプとかトラックバック(ズームアウト)とかトラックアップ(ズームアップ)とか反省会で出てきた単語が京アニ本の目次に書いてあったので、これ読んで勉強でもするかと思った時には半ば衝動的にカートに放り込んでました。
この本良くできているのでけっこうカバーできたのですが、実写特有の表現とか編集とかの下流工程で出てくるような専門用語については拾いきれなかったです。