時をかける少女

見てきました。
先日、劇場アニメはみないとか書いておきながらこの体たらく・・
尾道に行って来たことを自慢したところ、「尾道といえば時かけだろう」という罠にはまってしまいましたよ。
(アニメ版の舞台が尾道じゃないことはちゃんと確認してから行きましたよ。)


ひねくれ者なので、「べつになんとも思わなかった」という感想でも書こうかと思ってあら探ししてみるつもりだったけど、普通におもしろかった。
なんも面白味のない感想だけど。


うちとして、何をもさしおいて指摘しておかなければいけないのは、作画監督石浜真史アニキがいたこと。
ほんとに事前知識入れずに見に行ったので、OPで見てびっくりです。
石浜さんを見つけた時点であら探しするのやめて石浜さんの担当カットを探す方針に変更。(偏ってるなぁ)
確かに見ているとスピードグラファーの神楽を髣髴させるところがあったり。
叔母さんの絵に集中していたような。(根拠なし)


石浜さんのプロフィールがパンフレットに書いてあったので見てみると、1968年生まれって倉田さんと同級生ですね。
9月1日生まれは、ここでは全然関係ないけど山本寛さんと同じ誕生日か。
なんだか林家ぺーみたいだな。
キーワード更新しておこう。


本編。
演出がすごい光ってました。
正直なところ、はじまってすぐのキャッチボールのところでは、無駄にウネウネ動いていて、劇場アニメにありがちな予算に比例して増えた絵の枚数で動きがなめらかなになっただけなのかなと思ったのですが、真琴がゴロゴロ転がるところとか、果穂の友人に問い詰められるところとかの演出がおもしろおかしくて良かったです。
素直にスゲーと思いました。


時かけのクレジットを追ったのですが最後まで見ても演出と絵コンテを確認できませんでした。
細田監督が全部やったのでしょうか。
それとも作画監督の3人と分担?
よくわかりません。
クレジットといえば、クレジットマニアとしては時かけのはなんだかちょっとイレギュラーな感じを受けました。
あとでクレジット確認しようとパンフを見たのですが、全部載っていないですね。
原画スタッフとか載せて欲しかったなぁ。柴山智隆さんが入っていたのは読めたんですけど。


声をあてているのが、素人ばっかりだったのでこれも心配だったのですが、それもどうやら杞憂だったようです。
本職の声優さんには劣りますけど、うまく演じていらっしゃいました。
本職の声優を使うことの弊害として声優スキーは声優にステレオタイプをもっているのでキャラの第一印象が決まってしまいがちですが、そういうのがない分、純粋に作品に入ることができるのかもしれません。


ブロガーに大絶賛というのも頷けました。