Kanon 東映アニメーション版

気が付いたらもう9月も半分を過ぎてしまいました。
あっという間に10月になっちゃいます。
10月にはKanon京アニ版がはじまってしまうので、連休中に復習と予習の両方を兼ねて一気見しました。
放送当時の映像をDVでライブラリ化してあったので劣化なしで見られました。
いやー、デジタルってすごいね。
それもあるけど、当時のフジテレビアニメの異常な放送時間の中で、欠かさずに全部録っていたことのほうがすごいや。
最後は90分放送だったし。
すごいぜ俺。誰も誉めてくれないだろうから自分で自分をほめるぜ。ブラボー俺。
・・死ねばいいのにな。俺。


さて本編。
アゴとかさんざんなことを言われていますが、むしろ気になるのは当時の東映アニメーションに見られるギラギラした感じの絵。ギラギラというのもなんかしっくりこないけど、うまい言葉が見つからないな。
シャープな感じでコントラストがきつめで、当時では守護月天とかみぃファぷーとかどれみの絵を思い出してもらえれば良いかと。
同じ東映アニメーションでもイリヤの空ではそんなでもないので、そのころにはやめてしまった手法なのかもしれません。


kanonといえば、名雪、あゆ、真琴、栞、舞の5人がヒロインとして登場するわけですが、シリーズ構成上では3話くらいまでに全員が登場し、6話くらいまでは5人のシナリオがごちゃ混ぜで展開されるのでちょっとわかりづらい。
中盤の7話以降は真琴、舞、栞のシナリオが大詰めを迎えるのですが傍らで他のシナリオも進行しているためちと興ざめしてしまいます。
最終回の90分(11話〜13話)であゆのシナリオをたたみかけるのですが、12話で名雪の話になると思いきややっぱりあゆの話でしたという展開で、これは当時もアニメファンにも「名雪むくわれねー」と言わしめたものです。
京アニ版ではどうか幸せになって欲しいものです。
AIRのシリーズ構成をやった志茂さんが今回もシリーズ構成をやるみたいだし、2クールもあるのでうまくまとめてくれると思います。


スタッフ関連。
ここも参考にしながら。
http://www.toei-anim.co.jp/tv/kanon/arasuji.html
大河原晴男さんが5話と10話の作画監督をやっています。
5話は60分放送だったため、EDが6話と一緒でクレジットが混ざっちゃっていたのですが、5話または6話のどちらかに倉嶋丈康さんが原画に参加しています。
どっちなのかはわかりませんが、晴男さんといっしょに5話を担当されていたのではないかと。
6話と11話の作画監督の宮田奈保美さんはスレイヤーズとかで活躍されていた方です。
それと、9話だけシナリオを横手美智子さんが書いてますね。


ちなみに、最終話では京アニ版のOPが挿入歌で、EDはそのままEDとして流れます。


一気見していて思い出したんだけど、俺ゲーム版もやったんだけど、どうもシナリオを覚えていないのですよ。
AIRは覚えているのに。
まさに祐一状態。
よく覚えていない理由が見ているうちにだんだんと思い出してきました。
確かにこのゲームやったけど、真琴と名雪のシナリオしかクリアしてないや。
名雪についてはクリアしたのにストーリー覚えていないし。
秋子さんが事故ったのは覚えているんだけど。
他のキャラもいつかやろうと思っていたんだけど、すでにHDDから消えているな。
東映版を見直すよりも先にゲームをクリアしておかなければ行けなかったみたい。

Kanon ~Standard Edition~ 全年齢対象版

Kanon ~Standard Edition~ 全年齢対象版

プレステ2を持っていないのでPC版。
密林には全年齢版しか置いてないらしい。