うたわれるもの

MXテレビで録っていたのを一気に見た。
おもしろかった。
MXではまだ終わっていないけど。


OLMの岩佐さんのチーム。
今まで見たなかで、一定の品質を保ち続けているのはすごいと思います。
合戦のシーンでデジタルが多用されているのはユニークなところですが、たまにあからさまなのがあるのでそういうのはいかがなものかと。


脚本が上江洲誠さん。
大阪で黒田さんに拾われ、スタジオオルフェに入社し「ゆめりあ」を手がけたと思ったら、いつの間にかオルフェを退社してフリーになっていました。
ゆめりあ」や「あまえないでよっ」とかで、イロモノ脚本家だと思っていたのですが、うたわれの脚本でガラッと印象変わりましたね。
オタクというのは、親や家族に後ろめたい思いしながらオタクを続けているものなのです。
したがって、オタク系シナリオライターというのは感動的な家族の群像というのは難しいだろうと思っていたのですが、ばあさんやおやじさんのああいうシーンもみごと感動的に仕上げています。


上江洲さんの起用については、「ゆめりあ」→「あまえ」で元永監督に呼ばれて、「あまえ」→「うたわれ」はVAPでのおつきあいってことなのかな。
上江洲さんが今後VAPの作品を手がけていくということになれば、日テレのオサレ系アニメとかマッドハウスの脚本とかも書いたりして。


元永監督とは今でもらぶドルなどで続いているみたいです。