京都アニメーションとアニメーションDo

ここのところ毎日のように京アニネタばかり。
最近、京アニ発信のネタ、おもしろそうなことばっかりですから。
べっ、べつに好きで書いているわけじゃないんだからねっ!(嘘です。好きで書いてます)


アニDoのキーワード登録したきっかけは、昨日のニッキで京アニオリジナル企画を調べていたらアニDo関連についてもいろいろわかったので忘れないうちに記録しておこうと思いまして。
裏付けが足りなかったり、きわめて主観的なために、キーワードに書けなかったようなことをチラシの裏(ここ)に書いていきます。
ソースとして使う場合は気を付けてください。


大阪スタジオからのれん分けしてスタートしたアニDoですが、2000年4月にスタートして3か月後の7月に週間ストーリーランドでさっそくアニDoで制作協力で仕事を得ています。
スタートしてすぐから、すでに仕事があったようです。
その後もハレグゥあたしンちなどで継続してアニDoとして請けています。
制作体制は演出と作監をアニDoのスタッフが手がけて作画や仕上げは京アニと協力しながらのものであったようです。
想像するに、アニDoは京アニとは協力しつつも実際は別々に営業を行っていたようで、ゆくゆくは完全な独立採算制をめざしていたのでないでしょうか。
ところが、2003年にふもっふを京アニで手がけてから徐々に京アニが忙しくなっていくと、それ以降はアニDoで独自に他の会社からのグロス請けをしなくなります。
調べた中で最後にグロス請けを手がけたと思われるものでは、あたしンちの114話(2004年11月)というのがありました。
2004年の夏以降はアニDoだけでなく京アニグロス請けが減っているようです。(←このへんの裏付けが甘いですが、時期的に2005年の年明けからAIRが放送開始なのでタイミングは合っているようです)


なお、ふもっふでは京アニはアニDoだけじゃなくタツノコにもグロス出ししていたようです。
AIR以降は完全に京アニ内製になります。(アニDoは別)


アニDoもこれに従い、以降はほぼ100%京アニ作品のグロス請けになっています。
加えて、最近ではグロス請けですらありません。
クレジットベースで見るとハルヒの6話くらいまではかろうじてあたかもグロス請けのような体裁を保っているかのように見えますが、それ以降は絵コンテ、演出、作監京アニもアニDoもあまり関係なくなっており、話数ベースでどちらが制作なのか言われなきゃわかりません。
kanonではそれがさらに顕著に。
辿るとTSRの10話くらいから兆候が見られます。


最近のクレジットを見ていると、京アニとアニDoという垣根がとても窮屈に見えます。
契約とかの事務処理が大変そう。
グロス請けでは請負範囲を特定しやすいので業務委託でいけると思うけど、kanonみたいな場合では特定派遣でやることに・・ってなんかこれ以上続けると怪しくなりそうなのでやめておきます。
というか、余計なお世話ですよね。すいません。


いずれ、今の体制は端から見てると別会社やってるのは息苦しそう。
ひょっとしたら再合併したりして。


付録でアニDoの制作協力作品を載せておきます。

わー、ハレグゥFINALって7巻まで出てますね。以前、アキバで探しまくったけど4巻より先、売ってるの見たことないので出てないものだと思ってました。
7巻の演出も山本さんである可能性高いです。
また今度探しに行ってみよう。


調べていると他にも発見が。
現在のアニメーションDoのWebサイトは去年の5月に開設されたものですが、実は遡ると2000年の設立当初にも開設されていたようです。
そのころの業務日誌みたいなのを山本さんが付けてます。(彼の名誉のためどんな内容だったかは沈黙w)
その後サイトを閉じてしまいます。
スタジオ枯山水にアニDoへのリンクの痕跡が残っているのはそのためでしょうか。


ちなみに京アニの公式サイトでいちばん古いものを見たのですが、スタジオ枯山水のデザインとそっくりでした。