キャラクター設定を系統化する試み

すいません。実はこのシリーズまだ終わりじゃないんです・・
萌えのベクトル表記について書いていて、萌え属性の比較で、どうも納得いかないところがありまして。
メイド萌えと巫女萌えは感覚的にカテゴリが一致しているように思えますが、メイド萌えとネコミミ萌えはカテゴリが違うのでそもそも比較してはいけないのではないかと。
少々強引なたとえ話をすると、自転車とカブトムシはどちらが優れているかを議論するようなものではないかと。(関係性のないものを比較するという意味)


Wikipediaの「萌え属性」に、ある程度カテゴリ分けされたものが載っているので、これはこれで参考になるのですが、カテゴリ化されてはいるけど、今ひとつ使い勝手がよくありません。カテゴリ分けの完全性が今ひとつ説得力に欠けます。
もう少し系統立てられないかと考えていたところ、思いついたのが「キャラクター設定の階層化モデル」というもの。
特に「萌え」にこだわるわけではなく、キャラクター設定の全般に使えそうなものを考えてみました。
たとえば「萌え」と言っても「美少女萌え」だけじゃなく、「男の子萌え」とかもあるわけでそういう根の深い設定にかかわるところも説明していくとなれば「萌え」にこだわらない方が応用が効くからです。


「電車萌え」とか「戦闘機萌え」みたいな無機物萌えは対象外です。擬人化した場合はそのかぎりではありません。
キャラクター設定があれば爬虫類でも虫でも使えると思います。


ちなみに前回とのつながりは、「設定を与えることで『萌え』か『萎え』に収束する」とあった点について、どのように設定が与えられるのかという切り口です。


今日は構想だけ述べて、次回へつづく・・