スケッチブック11話の演出が山本寛さんでした

意外です。びっくりしました。
今朝、出かける前に見たのですが、まさか山本さんが演出だなんて思わないので完全に油断してました。
EDクレジットの原画に三間カケルさんを見かけるまでは可能性さえも考えませんでしたよ。
今日一日、どういうご縁でスケッチブックに参加したのか考えていたのですが、やっぱりよくわからんです。


とりあえず、家に帰ってじっくり見なおしたのですが、動きのキレとかはやっぱり山本さんですね。
カメラワークとかも、ゆらゆらしながらパンしてみたり、随所に山本演出を見ることができました。
まだ本調子では無かったように見えましたが、徐々に調子を戻しているようにも感じました。他人のコンテだったり、作風を意識して控えめにしたということもあったかもしれません。
次はコンテといっしょに担当したものを見てみたいものです。
xxxHOLiCあたりで完全復活してくれるんではないでしょうか。


その域に達していない」というレッテルを貼られてしまった山本寛さんですが、実はその域に達していなかったのはアニメ業界の方だったのではないかという説をちょっと考えていました。
山本さんのポテンシャルを発揮する受け皿が今のアニメ業界に無かったということなのですが、だからといって採算度外視で好きに作ってみろというのも、クライアントとしてはリスクが高すぎます。
それでも、京アニでは比較的自由にやらせてもらっていたんじゃないでしょうか。
ファンとしては「好きに作ってみろ」といって作られた作品がそのうち見られるようになったらうれしいのですが。
どこかにそういう太っ腹なクライアントはいないものでしょうか。宝くじが当たったら是非ともお願いしてみたいところです。


ところで、三間カケルさんについてちょっとだけ調べていたら、見たくなかったものまで見えてしまったのでちょっぴり複雑な思いです。
真実であれば困っちゃいますねぇ。どっちも幸せになってもらいたいのですが・・