ぼやき(拡大版)

仕事でお台場に行ってきたのですが、この時期の独り身にアレは凄まじい破壊力です。というか環境による精神汚染(環境汚染)です。
いやいや、俺には家に帰れば二次元のヨメがいるし、脳内にだっていつでも棲んでいるじゃないか・・(泣)


どこで読んだのか忘れたのですが、オタク(?)男性を対象にあこがれる女性の職業のアンケートを取ったところ、1位がメイドだったそうですね。
メイドかどうかは別としても、日本の少子化に拍車をかけている非生産的な男性群(自分も含む)の理想としている女性像というのは到底現実ではありえないものとなっています。
要するにエロゲに出てくる女性キャラですよ。ああいうのは都市伝説です。リアルにいるはずがありません。
二次元か脳内にしか棲息してきません。
妥協したリアルの女性か、二次元・脳内の理想の女性かの選択で、二次オタは人類の新しい可能性に懸けて後者を選択したにすぎません。
リアルに異性と性交渉を行い子孫を残すという原始的な生産活動から解脱し、妄想を糧に二次元の創作物を生産するというインテリジェンスな生産活動へとシフトしているのです。


そもそもリアルではこのへんの需要と供給のバランスが悪いのですよ。
女性たち自身があこがれる女性像というのは、「エビ」とか「あゆ」みたいな感じのとんがった感じというかいかにも攻撃的なオーラを放ったスタイルです。気が強そう。
非生産的な男性群の理想としている女性像とは乖離しているのは明らかで、間違ってもああいうキャラはエロゲに登場することはないでしょう。需要がありません。(もちろんああいうのが好きな男性もいると思います)
いつも思うのですが、ああいう人たちは、いったい何のためにオシャレしているんでしょう。異性によく思われたいという目的ではないような気がします。
ああいう格好をしてみたいというのであれば、ひょっとしたらコスプレに似た衝動によるものなのかもしれません。
ジーパンにチェックのシャツにリュックというオタクの出で立ちも、異性によく思われたいという目的はないのでこれもひょっとしたら同じような衝動なのか?(違)


さて、先ほどのアンケートの件ですが上位にノミネートされたものとして「声優」があったそうです。
声優さんはアニメやゲームといった二次元のあの娘に声を吹き込んでくれる職業です。
理想としている二次元の女性に声を当てているということで、勘違いしちゃったんでしょうか。イメージを声優さん本人に重ねてしまったとか。
そもそもリアルを棄て、二次元・脳内にパラダイムシフトしていった者たちが声優さんにあこがれたらいかんですよ。声優さんはリアルなんです。
声優さんはファンの夢を壊さないようにキャラを作っているんです。
賢いファンは「声優さんはファンの夢を壊さないようにキャラを作っていて大変だなぁ」と斜め上視点で見るようになります。こうなると重症です。


でも、声優オタは実のところ思ったほど声優さんを異性としては見ていないんじゃないでしょうか。アンケートの1位が声優さんじゃなかったというところに、妙な現実味があります。
特にアイドル声優オタは、声優さんをダシにしてバカをやりたいというのが本音なんじゃないでしょうか。
追っかけやったり、イベントでサイリウムぶん回してはね回ったり、チケ取りで行列作ってみたり。
声優イベントとかは、アニメやゲームにない双方向性があるので、そういう楽しみがあるのでしょう。


うーん、なんだか話が変わってしまったので、おしまいにします。