ここらで「CLANNAD」について書いてみる

3週遅れでBS-iを見ているので、ネタの鮮度が落ちてるので書かなかったけど、ちゃんと見てますよ。
BS-iではことみルートが完結して、春原妹が出てきたところです。15話です。


CLANNADって「家族」がテーマになっているところですが、ことみルートに入ってからというもの、風子ルートであれだけ出ていた古河両親がほとんど出てこなくなりました。
今後どういう展開になるのかは不明ですが、おそらく渚ルートに戻るだろうから、そのときに古河両親の印象が薄くて感動が薄れるなんてことがなければいいんですけどね。
原作に忠実にというのは石原立也監督の方針なんだろうけど、どうもシリーズ構成のところに改善の余地があるように思えます。
ことみルートの終わり方もなんだか煮え切らないなぁ。尺が足りなかった印象があります。先々週のシャナみたいな感じですよ。石立太一さんがコンテ・演出でしたが、石立さんはもっとやれるはずです。


15話まで見たところで今回の成長株は高雄統子さんですね。
kanonでは石立さんでしたが、このままいけばCLANNADでは高雄さんがMVPです。
らき☆すたでもいい仕事してました。
サプライズは、今回15話で米田光良さんが演出やってたことです。
米田さんが演出を担当されたのは私の記憶ではこれまで無かったです。CLANNADに入って演出助手はあったようですが、それもサプライズでした。


最近はちょっと京アニの魅力が落ちてきたような気がします。
絵がきれいとか、斬新な演出というのも最近ではそれが当たり前になってくると他の作品へのアドバンテージとして機能しなくなってきます。慣れとは恐ろしいものです。
以前も書いたような気がしますが、京アニは今後シナリオとストーリーを盛り上げるコンテです。そろそろこの辺をのばしていかないとヤバそうですよ。