HELLSING DVD4巻がよかった

明日発売なのにもう届いてましたよ。
密林は仕事が早いなぁ。

さっそく見ました。
4巻スゲー。サテライトの制作に不安を持ったまま3巻まで製作が進んでいたのですが、4巻はサテライトにパチンコマネーが入ったおかげなのか、だいぶクオリティが高くなってます。
発売が延び延びになったことも好材料だったのかもしれません。


4巻の見どころはリップヴァーン中尉と少佐の演説です。
冒頭のアンデルセン若本規夫さん)とアーカード中田譲治さん)の小競り合いもあいかわらず迫力ありました。リップヴァーンの声優さんは坂本真綾さんです。
リップヴァーンは魔弾の射手を歌うので、歌姫の坂本真綾さんに白羽の矢が立ったのではないかと。
でも、まわりの声優さんが巧すぎてはまりすぎなので、坂本真綾さんのリップヴァーンはちょっと浮いているような感じを最初受けました。
だんだん慣れていきましたけど。
でも、坂本真綾さんにとっても、ああいう役はほとんど無いだろうから、いろいろと難しいところはあったんでしょうね。
相対的な評価では見劣りするかもしれないけど、絶対的な評価ではかなりがんばっていたんじゃないかと思います。


あとは音楽がよかったです。曲もよかったけど効果音がよかった。
Dolby Digitalの5.1chで迫力のある音場に仕上がってます。
ハリウッド映画みたいにやや大げさな感じも受けましたが。
今回も録音ではさぞかし名倉靖さんが大活躍だったことでしょう。


4巻の脚本は倉田英之さんでした。
黒田さんはガンダムでしょうか。
倉田さんだって今後忙しくなりそうなんだろうけど。
3巻が去年の4月ってことを考えると、4巻の脚本は去年の早い段階で既にあがっていたと思いますが。


なのでコメンタリーも倉田さんかと思いきや、今回はキャラデザ・総作監の中森良治さんとメカデザ・特効の天神英貴さん。それとジェネオンの担当者。
ちなみに本編57分。今日はコメンタリー聞くところまでは無理でした・・
出だしの当たりを聞いてみましたが、けっこうおもしろそうでしたよ。中森さんも天神さんも積極的にしゃべる方みたいなので聞きごたえがありそうです。
週末、時間があるときに聞いてみようと思います。


付録に中森さんの作監集がついてました。1巻から3巻までの原画が載ってましたが、192ページで相当分厚いですよ。
中森良治さんといえば、BLEACHでもおなじみのアニメーターさんですが、こういうクリーチャー系の作品では高いパフォーマンスが発揮されるようです。
ジャケットイラストは限定版が原作の平野耕太さんで、通常版およびブックレットのイラストが中森良治さんで、二人ともリップヴァーンで競作になってます。
どちらも気合いの入った絵ですよ。
ちなみに中森さんの方のジャケットはこちらです。
HELLSING IV〈通常版〉 [DVD]
せっかくなので、平野さんのジャケも大きくしてみます。
HELLSING IV〈初回限定版〉 [DVD]

HELLSINGの4巻はストーリー、作画、演出、音響、声優さん等いろんな面でかなりレベルの高い作品になってますよ。
買いです。