よつのは DVD第1巻
今回からDVDのレビュー用に「レビュー」カテゴリを新設しました。
加えて以下のようなテンプレを用意してみました。
やりながら微調整してみようと思います。
パッケージ | |||
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タイトル | よつのは(1) | 発売日 | 2008年2月29日 |
価格(税込) | 6,615円 | 収録時間 | 37分 |
発売元 | ジェネオンエンタテインメント | 初回特典仕様 | 特製ブックレット・紙製ケース(BOX仕様)、スーパージュエルボックス |
音声仕様 | リニアPCM・2ch | 映像仕様 | レターボックス(16:9) |
監督 | 錦織博 | シリーズ構成(脚本) | 錦織博 |
キャラデザ | 本村晃一 | 作画監督 | 本村晃一・相澤澄江 |
音響監督 | 鶴岡陽太 | キャスト | 榊原ゆい、田坂秀樹、後藤邑子、後藤麻衣 |
アニメーション制作 | ハルフィルムメーカー | 製作著作 | hiqo-soft・ACG/よつのは製作委員会 |
4文字アニメの仲間入りです。
「よつのは」はハイクオソフトのエロゲタイトルが原作。
ヒロインの一人である「猫宮のの」(のんさん)は身長140cm未満で家事万能、関西弁(のの弁)というハイスペック仕様で、ロリっ娘好きの大きなお友達に絶大な人気です。
そんな「よつのは」のアニメ化は、あずまんが大王、忘却の旋律の錦織博監督が担当。
錦織監督が手がける萌えアニメというのもなかなか興味深い。
最近はエロゲ原作のアニメでもスタッフに恵まれてクオリティがあがってきているのでありがたいものです。
「よつのは」はOVAにしては作画が今ひとつですがエロゲ由来アニメにしてはよくできた感じでした。
作画はシワやカゲとかディテールの描き込みが少ないような気がします。のっぺりしたような絵面はどこか物足りなさを感じます。
ディテールの描き込みが足りないとずいぶん安っぽい絵面になってしまうみたいです。これはもったいない。
動かすところは動かしているので、作画が演出に追いついていない印象を受けます。
2巻は来月発売だそうですが、この辺なおっているとうれしいです。
ただし、OPとEDは別格。シワもカゲもディテールもきっちり出ているし、よく動いてます。
OPとEDは本編に参加していない加藤裕美さんが作監やってます。
しかもEDは加藤さんの一人原画っぽいですね。
OPは作監の本村さんとの連名で、原画には相澤昌弘さんも参加してます。
加藤裕美さんといえば錦織監督作品では欠かすことのできないアニメーターさん。
本編に出てこないのが不思議なくらいでしたが、2巻の作監とかやるんならそっちのがうれしいかもなぁ。確証ないけど。
ハルフィルムさん。がんばって欲しいなぁ。
そのOP曲、「恋する記憶」ですが。
前奏では気づかなかったけど、Aメロ聞いたら大久保薫さんの曲だとわかりましたよ。
よつのは主題歌マキシシングル「恋する記憶」/「ねがい」よつのはOP&ED
- アーティスト: 榊原ゆい,茶太
- 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
- 発売日: 2008/02/29
- メディア: CD
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rinoさんのアップテンポ曲に使うアレンジに似てます。作曲rinoさんだと思いました。間奏とか曲の締めのところとか特に特徴出てます。ニヤニヤしながら聞いてました。
作詞:うらんで、作・編曲:大久保薫さんでした。いつものパターンです。こないだの「リリキュアGOGO!」(絶望先生)パターンです。
さっそくCD買ってきてプレイリストに放り込んでおきました。
EDの「ねがい」は茶太さんでした。こっちもいい曲です。
声優さん。
エロゲ版と声優さんがだいぶ変わっているのですが、のんさんの声優だけは変えなかったのはすばらしい判断です。
あの関西弁をしゃべれるのは榊原ゆいさん以外には考えられません。
他のキャストはぽんこつ姉さんが後藤邑子さんに、ツンデレ(緑はいらない娘)は後藤麻衣さんに。
二人とも、どちらかといえばゲーム版で自分の演じた役がアニメ化で別のキャストになってしまった経験が多そうなイメージの声優さん(察してください・・)なのですが、逆のパターンになっているあたりが因果なものを感じます。
でも、このぽんこつ姉さんはこれまでのぽんこつキャラに比べると今ひとつパンチに欠けるなぁ。
あと、ぽんこつさんはぽんこつキャラがいちばん合っているような気がします。最近は中の人の本性に近い強気キャラの声をあてることが多いけど、ぽんこつさんはやっぱりぽんこつキャラに磨きをかけて欲しいなぁ。
みくるちゃんとかヒロさんみたいな。
エロゲ作品のアニメ化ビジネスではやはりハードルの高さを感じます。
「よつのは製作委員会」はジェネオン、ムービック、ACG、金羊社の4社のようです。
発売元のジェネオンとなんでも関わるムービックと原作のACG(ハイクオ)はいいとして。最後の金羊社はどうやらDVDやCDのプレス工場を持っている会社っぽいのですが、どうにも大人の事情(バーター)のニオイがプンプンします。
けっこう予算厳しいのかも。
コミック出している学研とか、TYO(ハルフィルム)とかが入るとクオリティあがるんだろうなぁ。惜しいなぁ。
ジェネオンのプロデューサーが小倉充俊さんという方のようです。これまでの実績は少ないみたいだけど、ジェネオンらしさに縛られないいい仕事をしているように思えます。期待したいです。