キャラ☆メルvol4に武梨えり・山本寛・倉田英之の対談の完全版が載ってた
先日書いたインタビューの件で、キャラ☆メルvol4に収録されるのはREXとまったく同じ内容なのかと思ったら、キャラ☆メルに載っているのが完全版だったようです。
- 出版社/メーカー: 一迅社
- 発売日: 2008/03/25
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キャラ☆メル持っていればREXの内容を補完できるので、まだ見てない人はキャラ☆メルだけ買うといいですよ。
REXでは倉田さんがおとなしい印象を受けたのですが、しょーもない話と判断されてREXでは編集されていただけのようです。
記事で気になったところとしては、
山本:僕の得意といいますか、ずっとテーマにしてやってきた日常芝居をメインにした同居もの、ラブコメ分が多い物に関してはけっこうノウハウ積み重ねてきた部分なので、そういう意味でも外せないと思っているんです。
おー、これはちょっと鳥肌立ちましたね。
山本さんといえば、ハレ晴レやもってけのようなダンスとか、ライブアライブのライブシーンみたいなのが連想されることが多いけど、私は日常シーンの巧さを推したいです。
今後、ダンスとかそういう演出に傾倒していくのであれば、今度の監督も厳しいかな、ファンやめようかなと思っていたけど、日常芝居に力を入れていくというのを読んでこれはかなりうれしいですね。
山本さんは日常シーンでのちょっとした小芝居の演出がおもしろいのです。AIRの2話で観鈴の家の日常シーンがあるのですが晴子と酒瓶の演出とかおもしろいですよ。
それとテンポですね。テンポのよい展開も見ごたえがあるのですが、トランス状態の倉田さんのダイアログも病的にテンポがよかったりするので、あの二人は意外と相性いいんじゃないでしょうか。倉田さんのダイアログはバンブーブレードの次回予告とか参考にするといいです。
もうひとつ。
山本:ちょっと立ち返って一つ一つのイベントの間に心情描写をしっかり入れておきたいです。
心理描写というのもおそらく山本さんが取り組んできたテーマのひとつじゃないでしょうか。
というか、むしろ京アニのスタッフが取り組んでいたテーマというイメージがあります。京アニスタッフはみんな心情描写が巧いです。
山本さんの心情描写もかなり高いレベルだけど、kanonのときは山本さんよりも石立太一さんの方が巧かったように思えます。
でも、CLANNADではそれが無かったんですよね。高雄統子さんの演出はよかったけど、心情描写とはちょっと違うような気がするし。
らき☆すたでは門脇聡さんのがよかったです。21話。
門脇聡さんはかんなぎの制作では重要なところに関わってきそうな気がするのですが、どういう関わり方をするのか気になるところですね。